「ご面談のお時間をいただきました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご面談のお時間をいただきました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「ご面談のお時間をいただきました」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ご面談のお時間をいただきました」とは?意味

「ご面談のお時間をいただきました」は、目上の人や社外の人に対し、会って話す時間を作ってもらったことを表す丁寧な表現です。

「ご面談」は不自然に聞こえますが、「ご」「相手の動作を敬う接頭辞」「自分の動作をへりへりくだる接頭辞」「言葉を美化する接頭辞」の3つの意味があり、「相手が面談してくれること」「自分が面談してもらうこと」のどちらにも使えます。

この場合、「お時間をいただき」とあるので謙譲語の意味になります。

ただし、「ご・お~いただく」で謙譲語表現になりますので、「ご面談」「お時間をいただく」は丁寧過ぎる表現になります。

この場合は「ご面談いただきありがとうございました」、または「お時間をいただきありがとうございました」のどちらかに言い換えましょう。

「ありがとうございました」とお礼の言葉を付け加えるとより相手への感謝が伝わります。

「ご面談いただきありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意

「ご面談いただきありがとうございました」が使われるのは以下の様なシーンです。

1つ目は、取引先が商談に応じてくれた時です。

2つ目は、アポなしで訪問した際に会ってくれた時です。

3つ目は、採用試験で内定者と打ち合わせをした時です。


「ご面談いただきありがとうございました」の言葉の使い方や使われ方

「ご面談いただきありがとうございました」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『先日はお忙しい中、ご面談いただきありがとうございました』
・『本日は予定外にもかかわらずご面談いただきありがとうございました』
・『本日は入社手続きなどについてご面談いただきありがとうございました』

「ご面談いただきありがとうございました」の類語や言いかえ

「ご面談いただきありがとうございました」の類語や言いかえは以下の通りです。

「ご面談くださりありがとうございました」

「いただく」「もらう」の謙譲語で自分が主体、「くださる」「くれ」の尊敬語で相手が主体で、意味は同じです。

「お時間をいただきありがとうございました」

「面談の為に時間を割いてもらった」という意味になります。

「ご面談いただきありがとうございました」の英語表現

「ご面談いただきありがとうございました」の英語表現は以下の通りです。

“I would like to thank for giving me the opportunity for the interview”

「面談の機会をいただきありがとうございます」になります。

「interview」「面談・面接」という意味です。

まとめ

今回は「ご面談いただきありがとうございました」について紹介しました。

ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。