「追伸」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「追伸」とは?
「追伸」は、文章を一度書き終えた後に、追加で何かを書く場合に使用できる言葉です。
「追伸」は「ついしん」と読みます。
これは、本文のあとに書き加える文を示します。
書き加える文を始める前に「追伸」と記載して使用します。
これを書く事で、一度書き終えた本文とは別に、追加で伝達したい事があると分かるのです。
なお、「追伸」は名詞です。
そのまま使用しても意味が通じますが、「追伸です」のように言葉を加えて使用する事もできます。
「追伸」と述べても、「以下、追伸でございます」などと述べても、本文に加える文章の事を指し示す事ができるのです。
「追伸」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「追伸」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが上司にメールしていたとします。
メインの内容である本文を書き終えたので、まったく関係のないランチのお誘いを追記する事にしたのです。
このような場合には、「追伸、明日のランチをご一緒しませんか」と述べるとよいでしょう。
これによって、追加で相手に伝達したいことを、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する場合には、「追伸」の使い方に注意するとよいでしょう。
この言葉は、メールなどで使用する場合に「P. S. 」などで代替される事もあります。
こちらは、英単語の「postscript」の略であり、広く使われる言葉なのです。
「追伸」を使った例文
「追伸」を使った例文を挙げます。
例文のように、「追伸」だけでも使用できますが、言葉を加えてアレンジしてみてもよいでしょう。
・『以下は追伸です』
・『以下は追伸でございます』
・『追伸、今週末にゴルフに行きませんか』
「追伸」の類語と敬語での言いかえ
「追伸」の類語と敬語を解説していきます。
「追伸」の類似表現
「追伸」の類似表現には、「P.S.」があります。
「追伸」と「P.S.」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
日本語と英語の違いはあるものの、同じ目的で使用される言葉と言えるでしょう。
「追伸」の敬語表現
「追伸」を単独で敬語にする事はできません。
これは名詞ですので、敬語にする場合は言葉を加えて表現するべきなのです。
たとえば、「追伸でございます」とすれば、丁寧語を使用した敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「追伸」は、文章を一度書き終えた後に、追加で何かを書く場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。