「全力を注いでおります」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「全力を注いでおります」とは?
「全力を注いでおります」は、全ての力を投入している場合に使用できる言葉です。
「全力」は、「全ての力」を意味します。
また「注ぐ」は、「物事に集中して取り組む」との意味を持ちます。
そのため、「全力を注ぐ」とした場合は、「全ての力を集中して取り組む」という意味の言葉になるのです。
なお、ここでは「注ぐ」を「注いでおります」にしています。
これによって、謙譲語と丁寧語の意味を加えているのです。
謙譲語の「おる」に丁寧語の「ます」を加える事で、「注いでおります」となっているのです。
「全力を注いでおります」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「全力を注いでおります」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるプロジェクトを任されたとします。
そのため、他の仕事は一切中止して、そのプロジェクトに全力を投入する事にしたのでした。
このような場合には、「このプロジェクトの推進に、全力を注いでおります」と述べるとよいでしょう。
これにより、持ちうる全ての力を投入して取り組んでいる様子を、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「注いでおります」の使い方に注意しましょう。
これは、謙譲語を使用した言葉です。
ここから謙譲語を除外すれば「注いでいます」のようになります。
使用する相手に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「全力を注いでおります」を使った例文
「全力を注いでおります」を使った例文を挙げます。
例文のように、全力を注ぐ対象に関する説明を付与すると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『この仕事に、全力を注いでおります』
・『自己啓発に、全力を注いでおります』
・『自分のキャリアアップのために、全力を注いでおります』
「全力を注いでおります」の類語と敬語での言いかえ
「全力を注いでおります」の類語と敬語を解説していきます。
「全力を注いでおります」の類似表現
「全力を注いでおります」の類似表現には、「全力で取り組んでおります」があります。
「全力を注ぐ」と「全力で取り組む」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「全力を注いでおります」の敬語表現
「全力を注いでおります」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「全力を注いでいます」に言いかえできます。
まとめ
このように「全力を注いでおります」は、全ての力を投入している場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
