この記事では「納品いただけるとのお話でしたが」のフレーズの意味や、ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈します。
「納品いただけるとのお話でしたが」とは?
「納品いただけるとのお話でしたが」のフレーズにおける「納品」は「品物を納入すること」を意味する言葉です。
次の「いただける」は「もらえる」の謙譲語です。
また、最後の「お話でしたが」は「約束だったが」や「ことだったが」との意味です。
以上より、「納品いただけるとのお話でしたが」のフレーズは「品物を納入してもらえる約束だったが」といった意味の敬語表現となります。
「納品いただけるとのお話でしたが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「納品いただけるとのお話でしたが」のフレーズは、その最後に逆接の接続詞の「が」が付けられていることから、「納入の約束になっていたけれど、まだ納入されていない」と、問い合わせや督促をする文章で使われる表現であることが分かります。
例えば、「発注後3日で納品いただけるとのお話でしたが、期日を過ぎても未だに届いておりません。
状況はいかがでしょうか」等と使われます。
「納品いただけるとのお話でしたが」を使った例文
・『納品いただけるとのお話でしたが、約束の期日を過ぎても届いておりません』
・『納品いただけるとのお話でしたが、現在も未納です。いかがな状況でしょうか』
「納品いただけるとのお話でしたが」の類語や敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「納品いただけるとのお話でしたが」の類似表現
「納品」の類語としては「納入」が、「お話」の類語としては「お約束」が挙げられます。
したがって「納品いただけるとのお話でしたが」の類似表現として、「納入いただけるとのお約束でしたが」と言い換えることができます。
「納品いただけるとのお話でしたが」の敬語表現
このフレーズは敬語表現ですが、さらに丁寧な表現として「納品いただけるとのお話でございましたが」と言い換えることも出来ます。
また「話を聞いていた」との意味の敬語表現を使って、「納品いただけるとお伺いしていましたが」と言い換えることも可能です。
「納品いただけるとのお話でしたが」の返答や返信例
このフレーズの返信としては、届いていないけれど発送済の場合は「申し訳ございません。
既に発送済ですが、物流が遅れているようで、一両日中にはお届けできるものと存じます」と返信すれば良いでしょう。
また生産が遅れていて、未発送の場合は「設備の故障で生産に遅れが生じております。
誠に申し訳ございませんが、商品の発送は明日となります」等と返信すれば良いでしょう。
まとめ
「納品いただけるとのお話でしたが」のフレーズは「品物を納入してもらえる約束だったが」といった意味の敬語表現です。
品物の納入が遅れている際の督促文として使われるフレーズです。
