「ここにご報告申し上げます」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「ここにご報告申し上げます」とは?
「ここにご報告申し上げます」は、何かを報告する場合に使用できる言葉です。
「ご報告申し上げる」とは、「報告する」を意味する言葉です。
これを謙譲語にすれば「ご報告いたす」になります。
さらに丁寧語を付与すれば「ご報告いたします」になります。
これを、さらにかしこまった表現にすれば「ご報告申し上げます」になるのです。
このように表現する事で、深い敬意を相手に示す事ができます。
また、「ここにご報告申し上げます」とすることで、少し演出された表現になります。
よりかしこまった印象を、「ここに」という言葉で付与できるのです。
「ここにご報告申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ここにご報告申し上げます」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたが今年一年の成果を報告する事になったとします。
その内容を資料にまとめて、上司に報告するのでした。
このような場合には、「今年一年の成果を、ここにご報告申し上げます」と述べるとよいでしょう。
これにより、改まった様子で、成果を報告する事を伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「ご報告申し上げます」の使い方に注意しましょう。
これは、非常にかしこまった表現であると言えます。
日常的な使用の場合には、「ご報告いたします」とするほうが自然な使い方になります。
また、謙譲語を除外して「ご報告します」とすることも可能です。
この場合は、単なる丁寧語の言葉になるのです。
相手や状況に合わせて、適切な表現を選択するとよいでしょう。
「ここにご報告申し上げます」を使った例文
「ここにご報告申し上げます」を使った例文を挙げます。
例文のように、報告の対象を先に述べると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『これまでの成果を、ここにご報告申し上げます』
・『本年度の取り組みを、ここにご報告申し上げます』
・『今に至るまでの経緯を、ここにご報告申し上げます』
「ここにご報告申し上げます」の類語と敬語での言いかえ
それでは「ここにご報告申し上げます」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「ここにご報告申し上げます」の類似表現
「ここにご報告申し上げます」の類似表現には、「ここにご報告差し上げます」があります。
「申し上げます」と「差し上げます」は同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「ここにご報告申し上げます」の敬語表現
「ここにご報告申し上げます」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「ここにご報告いたします」のように言いかえできます。
まとめ
このように「ここにご報告申し上げます」は、何かを報告する場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。