この記事では「確かに承りました」について解説をします。
「確かに承りました」とは?意味
はっきりと受け取った、はっきりと引き受けたという意味です。
「確かに」は、正確に、確実にという意味です。
「確かに見た」「確かに受け取った」といった使い方をします。
この例の場合だと、はっきりと見た、間違いなく受け取ったという意味になります。
「承り」は「承る」のことで、これだけで「うけたまわる」と読みます。
「受ける」「聞く」「伝え聞く」「引き受ける」の謙譲語です。
「確かに聞きました」という意味にも取ることができるのですが、自分が「聞く」ことは「聞いています」「拝聴しました」などの表現を使うこともあります。
「ました」は敬意を表す「ます」と、過去や完了を表す「た」をつなげています。
すでに何かを受け取ったり、引き受けたりしています。
「確かに承りました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かを引き受けたときに主に使用をします。
お客さまから商品の注文を受けたとします。
注文内容をしっかりと聞き、間違いがないように確認もしています。
忘れてしまうということもありません。
そういったときに「確実に注文を受けつけました」ということを、この言葉で表現します。
電話で注文の依頼を受けたとします。
電話で注文を受けるときには、相手の話を聞きます。
つまりこの場合は、確かに注文を受けつけましたという意味に取ることもできれば、確かに聞きましたという意味にも取ることができるのです。
「承る」は「受ける」「聞く」「伝え聞く」「引き受ける」の謙譲語で、いくつもの意味があります。
どの意味で用いているのかは、状況や文脈から判断します。
「確かに承りました」を使った例文
・『○○の注文を確かに承りました』
「確かに承りました」の返答や返信例
どのような状況なのかによって返事の内容が変わります。
注文を受けつけましたという意味の場合は、注文をしたものが届くまで待っていましょう。
注文確認メールにこの言葉が記載されていても、返事を出す必要はありません。
電話や対面の場合は、品物を届けてくれるように「お願いします」という意を伝えるとよいでしょう。
話の内容を聞きましたという意味で述べているときは、返事をしない場合があります。
誰かに伝言を頼んだのなら、伝えてくれるように「お願いします」という意を述べます。
まとめ
この言葉は、何かを引き受けたり、聞いたりしたときに用いるものです。
「確かに」という言葉をつけることで、間違いなくと強調しています。
間違いなく引き受けたり、聞いたりしているので、その後の行動も間違いのないようにしましょう。