この記事では「一切禁止しております」について解説をします。
「一切禁止しております」とは?意味
例外なくやってはいけないとしている、という意味です。
「一切」には、例外なく、すべて、ことごとくという意味があります。
「一切を忘れる」のような使い方をするもので、この例の場合だとすべてを忘れる、全部を忘れるという意味です。
「禁止」は、その行為をやってはいけないとすることです。
「やらないようにしようね」という優しいものではなく、やってはいけないという命令です。
「おります」は「おる」と「ます」をつなげています。
「おる」は「ております」の形で「~ています」の丁寧な表現です。
「ます」は敬意を表す語です。
「一切禁止しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かをやってはいけないと伝える際に用います。
少しなら許せるというものではなく、すべてやってはいけない、例外はないという意味を含んでいます。
ある美術館では、撮影をしてはいけないとしています。
デジカメで撮影することも、携帯やスマホで撮影することも、ビデオカメラで撮影することも、すべて禁止です。
ある場所では撮影をしていいけれど、ある場所はダメというものではなく、美術館全体で撮影は禁止しています。
また、許可を得れば撮影してもよいというものでもありません。
例外はなく、撮影という行為はすべて行ってはならないのです。
そのことを伝える際にこの言葉を用います。
ある行為をやらないで欲しいときに、他の表現をすることができます。
たとえば、「○○は控えていただけますか」です。
この表現だと穏やかに伝えられるのですが、やってはいけないという命令ではないので、こちらのいうことを聞いてくれるとは限りません。
絶対にやってはいけないときには「一切禁止しております」と表現をします。
「一切禁止しております」を使った例文
・『○○は一切禁止しております』
「一切禁止しております」の返答や返信例
大勢に向かって述べられている場合は、返事はしません。
やってはいけないとされている行為を行わないようにしましょう。
もしも行ってしまった場合は、何らかの措置を受ける可能性があります。
個人的に伝えられているときは、やってはいけない行為をしているときです。
その行為をすぐにやめましょう。
言ってもやめないときには、場合によっては警察が呼ばれます。
まとめ
この言葉は、ある行為をやらないで欲しいときに用います。
命令なので、絶対にやらないで欲しいときに用いるものです。
このような表現をすることで、やってはいけないという厳しい態度を伝えることができます。