この記事では「質問の意図がわからない」について解説をします。
「質問の意図がわからない」とは?意味
なぜそのようなことを聞かれるのかわからない、といった意味です。
「質問」は、わからない事柄や疑わしい事柄を尋ねることをいいます。
この場合は、質問をしているのは話し手以外の人です。
「意図」は何かをしようと考えている事柄、おもわくという意味です。
たとえば、普段仲が悪い父親に誕生日プレゼントを渡したとします。
これは、欲しいものを父親に買ってもらいたいという考えがあります。
その考えを意図といいます。
「わからない」は「わかる」を「ない」で打ち消しており、理解できないという意味になります。
「質問の意図がわからない」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、なぜそのようなことを問われるのか理解できないときに用います。
たとえば、「小学校の遠足でどこに行った」と質問されたとします。
小学校時代の思い出話をしているときに、遠足の行き先の話しが出てきたのならわかります。
しかし、今は仕事をしている最中です。
仕事と遠足の行き先はまったく関係がなく、なぜ今それを聞かれなければならないのかわかりません。
相手の考えていることがわからないのです。
それを「質問の意図がわからない」といいます。
親しい仲なら「質問の意図がわからない」という表現でもよいでしょうが、目上の人に対してはこのような言い方はしません。
そもそも、質問の意図を理解できなくても、理解できないと相手に伝えることはあまりしません。
それを聞かれる意味がわからないときには、「どのような考えがあるのでしょうか」など別の表現をします。
「質問の意図がわからない」を使った例文
・『なぜ今それを聞くのか、質問の意図がわからない』
「質問の意図がわからない」の返答や返信例
質問の意味を理解していないようなので、意図を伝えてあげるとよいでしょう。
意図がわかれば、質問に答えてくれるかもしれません。
どうしても意図を伝えることができないということもあると思います。
その場合は、意図を伝えなくてもよいですが、相手は質問に答えてくれない可能性があります。
なぜそれを聞かれるのか、なぜ答えなければならないのかわからないと、不安になって答える気持ちにはなれません。
相手の不安を取り除くことで、答えてくれる可能性があります。
そのためには、意図を伝える必要があるのです。
まとめ
この言葉は、なぜそれを尋ねられるのかわからないときに用いるものです。
親しい仲ならこのような表現を使っても問題ないでしょうが、目上の人には使わない言葉なので気をつけてください。
なぜそれを聞かれるのか知りたいときには、別の表現をしましょう。