「ご予約でいっぱいです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご予約でいっぱいです」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ご予約でいっぱいです」について解説をします。

「ご予約でいっぱいです」とは?意味

予約が埋まっている、希望の日には予約はとれない、といった意味です。

「ご予約」「予約」「ご」をつけて、相手を敬う表現にしたものです。

「予約」には、あらかじめ約束をすること、またその約束という意味があります。

この場合は、何の予約なのかこれだけではわかりませんが、ホテルや旅館の部屋の予約をする、電車の席の予約をする、レストランの予約をするなどが考えられます。

「ご」は他人の行為を表す語について、その人に対する尊敬の意を表します。

「いっぱい」は限度ぎりぎりであるさま、場所や容器などに人や物が満ちあふれているさまを意味します。

「です」「だ」「である」の丁寧な表現で、改まった気持ちを表す語です。

「ご予約でいっぱいです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、予約をしたいと申し出てきたお客さまに対して用います。

レストランのことで説明をします。

このレストランは人気で、いつも満席です。

あらかじめ連絡をして席をとっておいてもらわないと、食べることができません。

あるお客さまがこのレストランで飲食をしたいと思い、電話をかけました。

しかし、お客さまが希望する日時はすでに予約で埋まっています。

そのことを伝える際にこの言葉を用います。

「いっぱいです」という言葉は幼稚な印象を与えるので、「ご予約で埋まっております」など別の表現を考えてみてください。

「~ております」「~ています」の丁寧な表現です。

断る言葉だけを述べては相手を不快にさせる可能性があります。

別の機会にもつなげるためには、不快にさせないように伝えることが大切です。

「申し訳ございませんが」など一言添えると、相手を気遣うことができます。


「ご予約でいっぱいです」を使った例文

・『大変申し訳ないのですが、ご予約でいっぱいです』

「ご予約でいっぱいです」の返答や返信例

希望をする日時では予約がとれないようです。

その場合、あきらめる、キャンセル待ちする、別の日に予約をとるという選択があります。

他の日でも都合がよいなら、別の日で予約がとれないか尋ねてみてください。

場合によっては相手の方から空いている日時を案内してくれます。

キャンセル待ちは、絶対に予約がとれるとは限りませんが、もしかしたらと予約をとれるチャンスがあるかもしれません。

まとめ

この言葉は、すでに予約が埋まっていることを伝える際に用います。

予約ができなかったお客さまは、残念に思っていることでしょう。

気遣いを示すことは、これ以上残念な気持ちにさせないために大切なことです。