「多岐にわたります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「多岐にわたります」とは? ビジネス用語【一語】

「多岐にわたります」という言葉は社会に出て仕事をしている人であれば、1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

さまざまなビジネスシーンで活用できるので、意味や使い方、言い換え表現を簡単に説明します。

「多岐にわたります」とは?意味

「多岐にわたります」とは、ある物事に対して方向性や選択肢など、進む先が多く、広い範囲に及ぶといった意味合いがあります。

「多岐」とは「たき」という読みで、進む先がいくつも分かれているという意味があります。

そこへ「わたります」という言葉を組み合わせることで、ある物事の進む先が多方面に分かれているといった意味になります。

「多岐にわたります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「多岐にわたります」という言葉は多くの選択肢があるという意味合いから、3つ以上の方向性や選択肢のあることに対して使用します。

1つや2つでは広い範囲とは言えないので、使用する場合は選択肢や方向性をしっかりと考えて取り入れるように注意しましょう。

仕事やプロジェクトの方向性だけでなく、何か商品を製造している企業であれば、「この商品の使用用途は多岐にわたります」というように「使い方は1つだけでなく、他のことにも活用できるので便利です」といった売り込みの際にも用いることができます。

さまざまな会社、職種、プロジェクト内容など、対象になるものによって、「多岐にわたります」という言葉の盛り込み方は自由なので、適切な場面を見極めて、正しく上手に会話に取り入れていきましょう。


「多岐にわたります」を使った例文

・『私たちの仕事は衣類の販売だけでなく、多岐にわたります』
・『弊社で営業をしている◯◯の経験は営業や製造、販売など多岐にわたります』
・『今回のイベントに飾る絵のジャンルは多岐にわたります』

「多岐にわたります」の言い換え表現

「多岐にわたります」という言葉の言い換え表現は、「広範囲にわたります」「多方面にわたります」「多彩な」「多種多様な」といったさまざまな表現があります。

ビジネスシーンでは「多岐にわたります」「多岐にわたる」といった言い方を用いることがほとんどですが、ビジネスシーンや話す相手によって、他の言い換え表現や言い回しを取り入れみましょう。

まとめ

ここでは「多岐にわたります」という言葉について、ビジネスシーンでの意味や使い方などを簡単に説明してきました。

自分の仕事や会社のことなどに対してさまざまな方向性があることを示す場合に使用できる言葉なので、いろいろなビジネスシーンで取り入れることができます。

覚えておくと便利な言葉なので、意味や例文を参考にして正しく使っていきましょう。