「さらなる投資も必要になる」を解説していきます。
使い方の分かりにくいビジネス敬語を正しくおさらいしてみましょう。
「さらなる投資も必要になる」とは?
「さらなる投資も必要になる」とは、今後の情勢しだいでは追加の出費も認めなくてはいけないことを述べたものです。
「さらなる投資」とは「より一層の出資」をあらわしています。
「必要になる」とは余儀なくされることなので、状況によっては追加の出費が必要になることを伝えています。
「さらなる投資も必要になる」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「さらなる投資も必要になる」とは、出資や投資を話し合う場でつかわれる表現です。
株主総会など、今後の会社経営を話し合う場で用いられます。
敬語としてのニュアンスは含まれていないので、社外の方や目上の方に対しては、言い回しを整えて用いていきましょう。
「さらなる投資も必要になる」を使った例文
・『今後さらなる投資も必要になると思います』
・『さらなる投資も必要になる可能性があります』
・『新事業を始めるにあたり、さらなる投資も必要になります』
「さらなる投資も必要になる」の類語や敬語での言いかえ
「さらなる投資も必要になる」の言いかえとして「より一層の資金が必要となる」があります。
新規事業をおこすなど、まとまった金額が必要になる場で使います。
「さらなる投資も必要になる」の類似表現
よく似た言い方に「さらなる融資が必要になる」があります。
融資とは銀行が企業に資金援助をおこなうことをいいます。
対する投資や出資は、事業の成長を見込んで、周囲がお金を援助することをいいます。
誰が何をするかによって表現も変わってくるので、言葉選びに注意しておきましょう。
「さらなる投資も必要になる」の敬語表現
さらに丁寧な言い方にしたいなら「今後さらなる資金が必要となります」といいます。
「となります」は「そうなります」の改まった言い方です。
ひと呼吸おく雰囲気があるので、うやうやしい言い方に整えられます。
今後の会社経営について、目上の方に提言したいときに使います。
「さらなる投資も必要になる」の返答や返信例
このようなフレーズを投げられたら、丁寧に返していきたいです。
「忌憚のないご意見、ありがとうございます」や「貴重なご意見、ありがとうございます」とお答えします。
ちなみに「忌憚のない」とは、腹を割って話す具体的な話をいいます。
まとめ
「さらなる投資も必要になる」の意味と使い方を学びました。
この表現は財務状況について話し合う場で用いられます。
投資や出資、融資など、それぞれの言葉の意味合いもつかんで、正しく使用してみてください。