「五月雨に申し訳ございません」についての解説です。
「五月雨に申し訳ございません」とは?意味
「五月雨に申し訳ございません」は、断片的で申し訳が無いという意味です。
ここで言う断片的についてですが、ビジネスにおいては、話に割って入ろうとする行為や、書類がバラバラであることなどを断片的と称し、それらをビジネスの席で行えば、五月雨という事情が成り立ちます。
では、五月雨についてですが、これは、パラパラと降りしきる雨のことを意味し、断片的であるがゆえ、五月雨を断片的と称してビジネスの席で断片的というワードに置き換えて使用しています。
「五月雨に申し訳ございません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「五月雨に申し訳ございません」は、断片的であることが申し訳ないと謝罪をするために使用します。
よって、謝罪になる断片的な何かが無いと成立しません。
使用時における注意点については、申し訳ないと述べていますが、必ずしも相手側が謝罪と受け取らない点が注意点で、話に割って入る行為を五月雨と称した場合、その行為について謝罪をしたと相手が感じ取るかは別になるので、謝罪をしても受け入れるかどうかが分からないという点を考えて使用するのがこのワードの注意点です。
「五月雨に申し訳ございません」を使った例文
・『書類がバラバラとなり五月雨に申し訳ございません』
・『「話に割って入り」五月雨に申し訳ございません至急確認したいことが』
「五月雨に申し訳ございません」の返答や返信例
「五月雨に申し訳ございません」の返事については、五月雨が何を指すかが返事になります。
つまり、五月雨が話に割って入る行為を申し訳ないと述べているのであれば、「話に割って入らないように」と警告を出したり、「重要なことなのかね?」とあえて相手の話を聞こうとするのも答えです。
また、話題をそらそうと別の話題を振ろうとした行為を五月雨と言っている場合、「話をそらさないように」と述べたり、あえて話をそらした内容について話すのが答えになります。
このワードは、五月雨の部分が重要でこの部分がどのようなことであるかを把握してから返事をするというのが望ましい返答です。
まとめ
「五月雨に申し訳ございません」については、これだけですと梅雨時期に申し訳ないという謝罪になるんですが、おそらく意味は通じます。
正しくは、「五月雨式に申し訳ございません」が正しいのですが、おそらく意味については話に割って入ろうとしたり、バラバラの書類を渡そうとした際にこのワードを述べれば意味は通じるでしょう。
ビジネスにおいては一応ある程度言葉を省略しても通じればよいという考えがあり、特に土木建築事業においては騒音で聞き取りにくい言葉を省略するという文化もあるのである程度の言葉の省略が許されますので、意味が通じれば、「五月雨に申し訳ございません」は、間違いではないと言えます。