「お疲れさまでしたぜひご覧ください」を解説していきます。
自信のない敬語を、正しく覚えていきましょう。
「お疲れさまでしたぜひご覧ください」とは?
「お疲れさまでしたぜひご覧ください」とは、相手を労い何かを薦めるときの言い方です。
「お疲れさまでした」は「ご苦労さま」より丁寧なニュアンスがあります。
「ご覧ください」は「見る」の尊敬語である「ご覧」が入っています。
「お疲れさまでしたぜひご覧ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お疲れさまでしたぜひご覧ください」は「お疲れさまでした」と「ぜひご覧ください」という二つの文章が入っています。
このままだと少々読みにくいので「お疲れさまでした。
ぜひご覧ください」と「」を補って、文を分けていきます。
あるブランドの「中の人」が自社商品やCMを薦めるシーンで使います。
「本日もお仕事お疲れさまでした。
こちらの動画もぜひご覧ください」がひとつのパターンです。
砕けた言い方なので、不特定多数の方に向けてSNSで発信する場合に用いられます。
そのため個人間のやり取りではワンクッション語を挟むなど、工夫して用いていきましょう。
唐突感がやわらぎ、丁寧に感じられます。
「お疲れさまでしたぜひご覧ください」を使った例文
・『今週もお疲れさまでした。夏の新メニューをぜひご覧ください』
・『本日もお疲れさまでした。おすすめ動画をぜひご覧ください』
・『一週間お疲れさまでした。再放送しますので、ぜひご覧ください』
「お疲れさまでしたぜひご覧ください」の類語や敬語での言いかえ
「お疲れさまでしたぜひご覧ください」の言いかえとして「お疲れ様でした。
ぜひご覧ください」があります。
「お疲れさま」を「お疲れ様」と置きかえているので、読みやすく丁寧にまとまっています。
「お疲れさまでしたぜひご覧ください」の類似表現
よく似た言い方に「ご苦労様でした。
ぜひご覧ください」もあります。
「ご苦労様」は上の立場の人が、下の立場の人にかけるフレーズです。
師弟関係を連想させてしまうので、軽はずみに用いるのは控えておきましょう。
「お疲れ様でした」なら、目上の方にも失礼なく使えます。
「お疲れさまでしたぜひご覧ください」の敬語表現
さらに丁寧な言い方にしたいなら「本当にお疲れ様でした。
どうぞご覧ください」といいます。
「お忙しいところ恐れ入りますが」など、ワンフレーズ挟むとやわらかく聞こえます。
ちなみに「ご覧になってください」は二重敬語のひとつ。
間違えやすいので気を付けておきましょう。
「お疲れさまでしたぜひご覧ください」の返答や返信例
このような言葉を送られたら「ご連絡ありがとうございます。
後ほど拝見します」とお送りします。
スムーズなやり取りを心がけておきましょう。
まとめ
「お疲れさまでしたぜひご覧ください」の意味と使い方を学びました。
この表現は「」で区切り、ふたつの文章に分けて用います。
SNSで自社の商品や、宣伝をおこなう場合に使います。
正しい言い方をマスターして、仕事に活かしてみてください。