この記事では「早退させていただきます」について解説をします。
「早退させていただきます」とは?意味
定時よりも会社を早く退出しますという意味です。
「早退」には、会社や学校などを定められた時刻よりも早く出るという意味があります。
午後5時が定められた退出時刻の場合だと、それよりも前の時間に何らかの理由で退出することをいいます。
「させていただきます」は「させていただく」という意味で、相手に許しを求めることによって、その動作を遠慮しながら行う意を表します。
「早退させていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
健康に気遣っていても、体調が悪くなってしまうことはあります。
家族や親戚の行事などで、早く会社を出なければならないこともあります。
そのようなときに、この言葉を用います。
「させていただく」は、相手に許しを求めることで、その動作を遠慮しながら行う意を表すものです。
早退をするときには、上の立場のものに許しを求める必要があります。
そして、早退は堂々と威張って行うものではないです。
そのため、「させていただく」という表現を使用して問題ありません。
「させていただけないでしょうか」と質問の形にすることもできます。
しかし、これだと押しが弱いです。
早退をしないと困るような場合には、この表現はしない方がよいでしょう。
定時よりも早く退出する場合には、その理由を述べます。
理由もなく「はい、いいですよ」とはいいにくいです。
仕事が嫌になってさぼりたいからという理由も考えられます。
このような疑いをかけられないように、きちんと早退の理由を述べます。
今日出社して今日早退するという場合もあれば、数日後に早退の予定があるという場合もあるでしょう。
子どもの運動会などの行事がある、法事など親戚が集まる行事があるなどの理由で早退する場合、あらかじめそのことがわかっているので、早めにそのことを伝えておきます。
あらかじめ早退がわかっていれば、相手はそれにあわせてスケジュールを決めることができます。
「早退させていただきます」を使った例文
・『体調不良のため、早退させていただきます』
「早退させていただきます」の返答や返信例
話し手が早退の理由を述べていない場合は、その理由を問いかけて構いません。
理由がわからないのに、早退を許可するのは難しいでしょう。
体調不良の場合は、すぐにでも帰すことが望ましいです。
まとめ
体調不良のような突然の出来事や、家族と関係する行事などで、会社を定時よりも早く出なければならないことが稀にあります。
そのときに用いる言葉です。
なぜ早退するのか理由を述べるようにもします。
