「続けてまいりました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「続けてまいりました」とは?
「続けてまいりました」は、「続けてきた」と同じ意味で使用できる言葉です。
「まいる」は「参る」と表記します。
これは謙譲語の言葉であり、「いく」や「くる」を意味します。
どちらの意味で使用されているかは、使い方によって変化します。
このように過去形で使用される場合は「くる」の意味で使用していると考えるのが自然です。
「続けてまいりました」とは「続けてきました」と同じ意味になるのです。
なお、このように表現する事で、過去のある時点から継続してきた様子を言い表す言葉になります。
「続けました」とするよりも、継続性を強調したような表現にできるのです。
「続けてまいりました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「続けてまいりました」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたがスキルアップを目指していたとします。
そのために、今まで継続的に惜しみない努力を注ぎ込んできたのです。
このような場合には、「今まで懸命に努力を続けてまいりました」と述べるとよいでしょう。
これにより、継続的に努力してきた様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「まいる」の使い方に注意しましょう。
「まいる」には「いく」と「くる」の意味が含まれています。
一つの謙譲語が、全く異なる二つの意味を持つのです。
使い方によって意味が変化しますので、上手に使い分けるとよいでしょう。
「続けてまいりました」を使った例文
「続けてまいりました」を使った例文を挙げます。
例文のように、「何を」にあたる部分を先に述べるようにすると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『努力を続けてまいりました』
・『営業活動を続けてまいりました』
・『改善のための研究を続けてまいりました』
「続けてまいりました」の類語と敬語での言いかえ
「続けてまいりました」の類語と敬語を解説していきます。
「続けてまいりました」の類似表現
「続けてまいりました」の類似表現には、「継続してまいりました」があります。
「続けて」と「継続して」は、同じような意味で使用できる言葉なのです。
「続けてまいりました」の敬語表現
「続けてまいりました」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「続けてきました」に言いかえできます。
まとめ
このように「続けてまいりました」は、過去のある時点から継続してきた場合に使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
