この記事では「気持ちを引締めて」について解説をします。
「気持ちを引締めて」とは?意味
心の持ち方を緊張した状態に、といった意味です。
だらだらしていないさまを意味します。
「気持ち」は、心の持ち方、心の状態をいいます。
朝起きたときの気分がよいことを「気持ちがよい朝」と表現します。
このような、心の状態を意味する言葉です。
「引き締め」は「引き締める」のことで、心の状態を緊張した状態にさせるという意味です。
のんびりお茶を飲んでいるときには、ゆったりした気持ちになっていることでしょう。
このときの状態は「引き締める」が意味するものではありません。
試験に臨むときのような、張りつめたような心の状態が「引き締める」が意味するものです。
「気持ちを引締めて」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、気持ちを新たにして頑張りたいときや、だらしがない人を指導したりするときに用います。
たとえば、仕事で小さなミスをしてしまったとします。
よく気をつけていれば防げたミスです。
上司からは「気が緩んでいるからだ」と指摘されてしまいました。
このようなときに、これからは同じようなことがないように頑張りたい、気持ちを新たにするといった意味で、この言葉を用います。
「引き締めて」で言葉を終わりにするのではなく、頑張る気持ちを表すときなら「気持ちを引き締めてまいります」のような表現をします。
だらだらとしながら仕事をしている人がいたとします。
この人は、もっとやる気を出すべきだ、注意しなければと思いました。
そのようなときには「気持ちを引き締めてください」のような使い方をします。
「引き締めて」の後にくる言葉を変えることで、立場が上の者も、下の者も使用できるものです。
「気持ちを引締めて」を使った例文
・『気持ちを引き締めて努めてまいります』
「気持ちを引締めて」の返答や返信例
どのような場面で、誰が述べているのかによって、返す言葉が変わってきます。
「引き締めていくつもりだ」という内容であれば、「そうするように」という意を伝えます。
気持ちを引き締められるように、応援をしてあげてもよいでしょう。
「気持ちを引き締めなさい」という内容であれば、まずはだらだらしていたことに対して謝罪をし、その後に頑張る気持ちを表します。
実際に態度で示すことも大切です。
仕事に集中をして取り組めば、やる気があることが伝わるはずです。
まとめ
この言葉は、気持ちを緊張した状態にすることを意味しています。
気が緩んでいる人に対して注意をするときや、気が緩んでしまっていたときに真面目に取り組む気持ちを表したりするときに用いられます。