「せっかくですので」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「せっかくですので」とは? ビジネス用語【一語】

「せっかくですので」という言葉はプライベートでもビジネスでも用いられる言葉で、知識として覚えておくと便利です。

ビジネスで正しく使いこなせるように、意味や使い方、言い換え表現など、例文を用いて簡単に説明します。

「せっかくですので」とは?意味

「せっかくですので」「せっかく」とは「いい機会」「わざわざ」「力を尽くして」などさまざまな意味があり、ここでは「いい機会なので」という意味合いになります。

「せっかくですので」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「せっかくですので」という言葉は、自分のことを話す場合と相手のことを話す場合の2パターンがあります。

自分のことを話す場合はイベントやセミナー、任された仕事など、「せっかくですので挑戦してみます」「せっかくですので参加してみます」という使い方があります。

そして、相手のことを話す場合は「せっかくですのでゆっくり楽しんでいってください」「せっかくですので、弊社の展示品を見ていってください」という使い方になります。

せっかく足を運んでもらったから、楽しんでいってほしい、見ていってほしいといった気持ちを表しています。

この言葉は自分に対しても相手に対しても良い機会だということを前提に使われており、他に用事がある場合や時間がない場合、都合が悪い場合は参加を丁寧に断ること、相手を誘う場合にも無理に足止めをしないように充分注意しましょう。


「せっかくですので」を使った例文

・『せっかくですので、この機会にしっかりと勉強してみようと思います』
・『せっかくですので、ご紹介いただいたセミナーに参加してみたいです』
・『せっかくですので、お時間が許すようであれば工場を見学していかれませんか?』

「せっかくですので」の言い換え表現

「せっかくですので」という言葉の言い換え表現には「せっかくなので」「いい機会なので」「せっかくでございますので」などがあります。

それぞれ同じような意味合いではありますが、丁寧さの加減やシチュエーションよっては適切でない言葉もあります。

この言葉を使ったり、言い換えたりする際には相手やシチュエーションを充分に考慮して、正しく会話に取り入れるようにしましょう。

まとめ

ここでは「せっかくですので」という言葉について、意味や使い方、言い換え表現など、ビジネスで役立つ情報を簡単に説明してきました。

このことばはさまざまなビジネスシーンで活用することができ、取引先の人やお客様など距離を縮めたり、仕事をスムーズに進めるための重要な役割を果たしてくれます。

間違った使い方をしてしまうと、逆効果になってしまう可能性もありますので注意して使うようにしましょう。