「差し支えございません」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「差し支えございません」とは?
「差し支えございません」は「差し支えない」を丁寧な言葉で表現したものです。
「ない」を丁寧語にした場合には、二つの表現があります。
それは「ありません」と「ございません」です。
そして、「ございません」のほうが、より丁寧な言葉になっているのです。
また、「差し支え」とは、「支障」や「障害」を意味する言葉です。
これが「ない」とした場合には、「問題ない」ことを表現できるのです。
これは、「差しさわりございません」のように言い換えることも可能です。
「差し支えございません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「差し支えございません」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、顧客から次の金曜日会議をしたいと申し入れがありました。
そして、あなたの会社としては、会議することに問題はありませんでした。
このような場合には、「その件であれば、私どもは差し支えございません」と述べるとよいでしょう。
これにより、問題がないということを、丁寧な言葉で相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「ございません」の使い方に注意しましょう。
これは「ない」や「ありません」に言い換えできます。
どれを使用しても同じような意味で使用できますが、それぞれ丁寧さの程度が違う言葉になるのです。
「差し支えございません」を使った例文
「差し支えございません」を使った例文を挙げます。
例文のように、「何が」や「誰が」の説明を付け加えるようにすると、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『その件であれば、差し支えございません』
・『私たちは、差し支えございません』
・『当社は、差し支えございません』
「差し支えございません」の類語と敬語での言いかえ
それでは「差し支えございません」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「差し支えございません」の類似表現
「差し支えございません」の類似表現には、「差しさわりございません」があります。
「差し支え」と「差しさわり」は、同じように使用できる類似の言葉だと言えるのです。
「差し支えございません」の敬語表現
「差し支えございません」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「差し支えありません」のように言いかえできます。
まとめ
このように「差し支えございません」は、問題がないことを表現できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
