「気を引き締めて参ります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「気を引き締めて参ります」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「気を引き締めて参ります」について解説をします。

「気を引き締めて参ります」とは?意味

気持ちを緩ませることなく物事を行うという意味です。

「気」は、気持ち、意識、精神の働きという意味を持っています。

「やる気」「気がのらない」などの「気」です。

「引き締め」は、気持ちや体を緊張させることをいいます。

重要な試験に臨むときのような緊張した気持ちや体のことです。

家でのんびりくつろいでいるときの状態とは反対の状態です。

「参り」「参る」を指し、「行く」の謙譲語、丁寧語になります。

「行く」にはいくつもの意味があるのですが、この場合は物事を行うという意味で使用をしています。

「ます」は敬意を表す語です。

「気を引き締めて参ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手のやる気を示すときに使用をします。

やる気があるときには、気持ちを集中させて一つの物事に打ち込むはずです。

だらだらとしたり、他のことに意識を向けたりといったことがありません。

そのときのような気持ちを持って物事を行いたいということを、このような言葉で示します。

不祥事があったときにも、この言葉が用いられます。

不祥事があったのは、気にゆるみがあったからといえるでしょう。

今後は気をゆるませることなく事にあたりたいということを、この言葉で示すことができます。

丁寧な言葉遣いをしているので、この表現で失礼にはなりません。

ただし、態度がぞんざいだと失礼になります。

気持ちをしっかりと示ために対面で述べることが望ましく、相手の方を見て、はっきりとした声で述べるようにします。

メールの場合は気持ちが伝わるように工夫が必要です。


「気を引き締めて参ります」を使った例文

・『より一層気を引き締めて参ります』

「気を引き締めて参ります」の返答や返信例

やる気を示している場合は、その気持ちを応援してあげましょう。

応援してくれている人がいると思うと、ますますやる気がでてきます。

ただし、大きな期待をかけると負担になることがあるので、期待し過ぎないようにすることも大切です。

また、期待し過ぎると期待に応えてくれなかったときの失望感が大きくなります。

不祥事を起こしたときに述べられたなら、今後は同じようなことがないように注意をしておくとよいでしょう。

改善点を具体的に示せば、同じようなことを防げるはずです。

まとめ

この言葉は、話し手のやる気を示すために使用をします。

だらだらとすることなく、物事に集中して取り組む気持ちを表すものです。

こういった言葉を述べたなら、実際に行動をして、態度でも示すことが大切です。

気を引き締めて物事に取り組んでください。