この記事では「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」という言葉について説明していきます。
「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」とは?
平素はいつも、ご高配は敬いや心配りという意味で、意味としては「いつも心配りをしていただいてありがとうございます」を丁寧にしたものとなります。
会社間での文書、プレスリリースなどで使うケースも見られます。
「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
口頭で使うことはまずありえない言葉で、文章で使う言葉となっており定型文に近い物となっているため、あまり工夫して変化を加えることはしないほうがいいでしょう。
「平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます」など微妙に言葉が違うものがいくつかありますが、固定したほうが無難です。
「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」を使った例文
・『平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
当社では3月3日(木)に新製品の発表会を行います~』
関係者への挨拶として使われる言葉で、この言葉の前に文章がないことが多く、定型文として会社名、日付などが入ることはあります。
・『平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
(時候の挨拶) 当店は2月28日をもって閉店させていただくこととなりました』閉店という場合での挨拶の例文です。
この場合店頭に貼る張り紙の場合時候の挨拶を省くケースもあります。
閉店の事情については短めに触れるケースが多めです。
・『平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
(時候の挨拶)当期の配当の手続きが始まりましたのでご連絡いたします』 株主に対する挨拶の例文です。
株主相手の場合ほぼ「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」は使われます。
「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」の類語や敬語での言いかえ
もともと敬語で、「平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます」 「日頃より格別のお引き立てを、ありがとうございます」なと若干違う言葉もあります。
「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」の類似表現
極端に言えば「いつもありがとうございます」が類似表現ですが、平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます自体定型文に近いものがあり、あまり変化は求められていません。
「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」の敬語表現
もともと敬語で、ご平素などとしないようにしましょう。
「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」の返答や返信例 この言葉に対して具体的に返信することは少なく、「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」とそのまま返答文につけるか、いつもお世話になっていますと返すことも考えられます。
まとめ
「平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます」はかなり定型文的で、発声する会話として使うケースはまずありません。
ただしメールやファクシミリでも使うことはあります。