「お願いしたいです」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お願いしたいです」とは?
「お願いしたいです」は、「お願い」、「したい」、「です」の三つに分解できます。
「お願い」は「願う」という動詞が変形したものです。
「願う」には、「自分の理想や希望の実現を心の中で求める」ことを意味します。
これを活用して「願い」にすると、名詞化できます。
そして名詞化すると接頭語に「お」を付与する事が出来るのです。
「願い」を「お願い」とすれば、丁寧な言葉になります。
また、「したい」は自分の願望を表現する場合に使用する言葉です。
動詞の「する」に「たい」を組み合わせる事で、「したい」になっているのです。
さらに「です」は丁寧語の語尾として使用されるものです。
これを付与する事で、文章全体を丁寧な表現に変更できるのです。
「お願いしたいです」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「お願いしたいです」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが仕事を委託したとします。
すると、その委託先の作業品質は非常に高かったのです。
このような場合には、「できれば、次回の仕事もお願いしたいです」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手に仕事をお願いしたい様子を、上手に言い換えてひゅう減できるのです。
この言葉を使用する場合には、「したいです」の使い方に注意しましょう。
このような表現は、少し幼稚に聞こえる印象があります。
これを言い換えれば「お願いしたいと思います」や「お願いしたく存じます」のように言い換えるとよいでしょう。
「お願いしたいです」を使った例文
「お願いしたいです」を使った例文を挙げます。
例文のように、「誰に」や「何を」などを意味する言葉を加える事で、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『次回の仕事も、お願いしたいです』
・『彼には、今後の成長をお願いしたいです』
・『今後も、健全なお取引をお願いしたいです』
「お願いしたいです」の類語と敬語での言いかえ
「お願いしたいです」の類語と敬語を解説していきます。
「お願いしたいです」の類似表現
「お願いしたいです」の類似表現には、「願いたいです」があります。
「お願いする」と「願う」は、表現方法が違うだけの同義語だと言えるのです。
「お願いしたいです」の敬語表現
「お願いしたいです」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「お願いしたいと存じます」に言いかえできます。
まとめ
このように「お願いしたいです」は、何かをお願いしたいことを表すフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。