この記事では「逐次進めていきます」について解説をします。
「逐次進めていきます」とは?意味
順を追って物事を行っていきます、という意味です。
「逐次」には、順を追って次から次へと物事が行われるさまという意味があります。
一つ一つ順番にそって物事が行われることで、順番に関係なく行われるさまではありません。
「進め」は「進める」のことで、やり方に従って物事を行う、物事をはかどらせるという意味です。
「話を進める」のような使い方をします。
「いき」は「行く」のことで、物事がはかどる、物事をおこなうという意味です。
「ます」は敬意を表す語です。
「逐次進めていきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、順番に従って物事を次から次へと行っていくさまを指して用います。
次から次へと物事を行っていても、順番に関係なく行っている場合は用いません。
たとえば、ある物事に10の段階があったとします。
「逐次進めてまいります」は、1をやったら2をやる、2をやったら3をやると、順に従って次々へと物事を行うさまをいいます。
1をやって5をやる、その次に4を行うといったものではありません。
「いきます」の部分は、「まいります」と表現することもできます。
「まいる」は「行く」の謙譲語・丁寧語です。
「まいります」とした方が丁寧な印象になります。
物事を進めていったとき、その都度報告しなければならないことがあります。
報告が必要な場合はその都度知らせ、必要な指示を仰ぎましょう。
こまめに報告をして確認をしてもらうと、後で大きなミスが見つかり処理が大変になる、といったことを防げます。
「逐次進めていきます」を使った例文
・『逐次進めていきます。改めてご報告をします』
・『○○を逐次進めていきます』
「逐次進めていきます」の返答や返信例
何かの物事を進めていくことに問題がないのならば、「よろしくお願いします」の意を伝えます。
その物事を進めてもらいましょう。
報告が必要な場合は、進行状況などを知らせるようにと伝えておきます。
こまめに確認をしておけば、大きなミスを防げることでしょう。
何かを進められては困るということは、ほとんどないと思います。
もしも進められると困る場合、進めないようにとお願いをしておきます。
なぜ進めてはいけないのか、理由も伝えておきましょう。
理由を伝えないと納得してもらえません。
まとめ
この言葉は、話し手側が何かを次々に進めていくときに使用をします。
順番に関係なく進めることではなく、順を追って進めていくときに使用する点であることに注意をしてください。
物事をどんどんと進めていきましょう。