「色々とありがとうございました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「色々とありがとうございました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「色々とありがとうございました」について解説をします。

「色々とありがとうございました」とは?意味

さまざまな事柄についての感謝の言葉です。

「色々」は、種類や状態などが多いことや、そのさまを意味します。

さまざま、種々といった意味です。

スーパーに行くと、牛乳だけでもいくつものメーカーのものが販売されています。

同じメーカーのものでも、種類がいくつかおかれている場合もあります。

そのようなさまざまなことを「色々」といいます。

「ありがとうございました」は感謝の気持ちを表す言葉です。

「ございました」は、「ある」の意の丁寧語の「ございます」「た」で過去の形にしています。

つまり、お礼をするようなことがあったのは過去ということです。

「色々とありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、さまざまな事柄に対してお礼を述べるときに使用をします。

いろいろでは、何のことを指しているのかわからないので、具体的にその物事を取り上げてそのものを示しましょう。

たとえば、力を貸してくれた、物を送ってくれた、助言をしてくれた、物事を教えてくれた、期間を延期してくれたなどです。

力を貸してくれたことについてなら「お力添えをしてくださり、ありがとうございました」のようになります。

物事を教えてくれた、物を送ってくれたなどは、力を貸してくれたということができます。

感謝することが複数あるときには、「お力添えを~」のように表現するとよいでしょう。

「色々」であいまいに表現するのではなく、他の言い方ができないか考えてみてください。

「ありがとうございました」は丁寧な表現なので、これは失礼になりません。


「色々とありがとうございました」を使った例文

・『色々とありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします』

「色々とありがとうございました」の返答や返信例

何についての感謝なのかによって、返答の内容が多少変わります。

何かを教えた、何かを送ったなど、相手を助けるような行為をしたことについてのお礼の場合は、力になれたことを喜んでいる気持ちを表してみるとよいでしょう。

他のときにも力を貸せるようなら「また声をかけてください」のような返答もあります。

相手は「よろしく」と伝えてくることもあります。

その場合は、「こちらもよろしくお願いします」と好意を示しましょう。

まとめ

この言葉は、さまざまな事柄についてお礼を述べる際に使用します。

色々では、何を指しているのかわかりにくいので、具体的な事柄をあげてお礼を述べるのが望ましいです。

相手のしてくれたことについて、きちんとお礼を伝えましょう。