この記事では「お困りの点」について解説をします。
「お困りの点」とは?意味
どのようにしたらよいかわからず悩んでいること、苦しい思いをしていること、迷惑を受けていること、といった意味です。
「お困り」は「困る」に「お」をつけて、丁寧な言い方にしたものです。
「困る」には、どのようにしたらよいかわからず悩む、迷惑である、つらいことがあって苦しむという意味があります。
どのような場面なのかによって、「お困り」が意味するものは変わります。
「点」はところという意味です。
「意識すべき点」「素晴らしい点」のような使い方をします。
「お困りの点」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手に困っていることがありそうなときに使用をします。
製品の取扱説明書に書かれていることがあります。
製品を使おうとしたけれど動かない、使っていて異常な音がする、突然使えなくなる、など困った事態になることがあります。
説明書を読んでも、どう対処したらよいのか書かれていないと困ってしまいます。
そのようなときには、問い合わせをするとよいでしょう。
説明書には問い合わせ先が書かれているはずです。
連絡先の近くには、この言葉が書かれていることでしょう。
この場合は、どう対処したらいいのかわからず悩むという意味で「困る」を使っています。
今度はビルの利用についてで説明をします。
このビルはある会社が管理をしています。
この会社がビルの清掃、電気の交換、設備点検などの管理を行っています。
もしもビルを利用していて問題があったならば、この会社に連絡をして欲しいと会社側は思っています。
そのことをビルの利用者に伝えるときに、この後に「連絡をください」という意の言葉を続けて、この言葉を使うことができます。
「お困りの点」を使った例文
・『お困りの点がございましたら、○○までお問い合わせください』
・『お困りの点がございましたら、気軽にご相談ください』
「お困りの点」の返答や返信例
取扱説明書のような返答を求めていないものや、多くの人に対して伝えているときには、返答をする必要はありません。
「困ったことがあったら連絡をしてください」という意味で伝えられているなら、何かあったときに相談してみるとよいでしょう。
困ったことへの対処方法を教えてくれたり、何か手助けをしてくれたりするはずです。
困ったことがなければ、連絡などする必要はありません。
まとめ
この言葉は、聞き手に困ったことが起こりそうなとき、困っていそうなときに使用をします。
この言葉だけで使うのではなく、後に言葉を続けます。
さまざまな場面で使用することができるものです。