「ご案内します」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご案内します」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ご案内します」について解説をします。

「ご案内します」とは?意味

ある場所に連れていきます、ある事柄を知らせます、という意味です。

「ご案内」「案内」を敬意を表す言い方にしたものです。

「案内」には、その場所を知らない人にその地域を見せて歩くこと、道や場所を知らない人をそこまで連れて行くことという意味があります。

この意味では「地元を案内する」のような使い方をします。

また、事情や様子などを知らせることという意味もあります。

この意味では「入学案内」のような使い方をします。

「ご」は、他人に対する行為を表す語について、その行為を受ける人に敬意を表します。

案内を受ける人に敬意を表しているのです。

「ます」は敬意を表す語です。

「ご案内します」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、その場所を知らない人にそこを見せて歩いたり、ある場所まで導いたりするときに用います。

博物館でのことで説明をします。

この博物館では、職員が来館者を館内を見せて歩くという取り組みを行っています。

希望者がいれば、職員が来館者と一緒に館内を歩きながら、展示をしているものを説明します。

その場所を見せて歩くこのことを「案内」といいます。

これから館内の案内をはじめます。

そのときに、案内をする人がこの言葉を用います。

また、ある事柄を知らせるときにも用います。

たとえば、来月にイベントが開催されるとします。

何月何日にどこでどのようなイベントが開催されるとお知らせのメールを出すことにしました。

そのメールの冒頭の方でこの言葉を使用します。

「こういったことをこれから知らせます」と前置きとして用います。

「します」の部分は「いたします」とするとさらに丁寧です。

「いたし」「する」の謙譲語です。


「ご案内します」を使った例文

・『それではこれからご案内します』
・『売り場までご案内します』

「ご案内します」の返答や返信例

ある場所を見せてもらったり、ある場所まで連れて行ってもらったりするときは、「お願いします」の意を伝えるとよいでしょう。

その場所を歩きながら見せてもらったり、ある場所まで連れて行ってもらったりした後には、お礼を伝えます。

案内すると相手の方から申し出た場合も、自分からお願いをした場合も、お礼を伝えるのが望ましいです。

何かの知らせを受けたときは、その内容によって返答する場合としない場合があります。

まとめ

この言葉は、道や場所を知らない人をそこに導くときやある場所を見せて歩くとき、何かの知らせをするときに用います。

いくつかの意味がある言葉なので、前後に述べる言葉を変えてさまざまな場面で使用できます。