この記事では「お困りごとがございましたら」について解説をします。
「お困りごとがございましたら」とは?意味
悩んでいることや苦しんでいることがあるのならば、という意味です。
「お困りごと」は「困りごと」に「お」をつけて、丁寧な言い方にしたものです。
「困りごと」には、不都合なこと、迷惑なこと、悩んでいること、苦しんでいることという意味があります。
「お」をつけると、丁寧の気持ちを表すことができます。
「ございまし」は「ございます」のことで、「ある」の意の丁寧語です。
「たら」は仮定の意を表します。
つまり、話し手は聞き手が何かに困っているのか、はっきり把握はしていないということです。
仮に困っているとして話を進めています。
「お困りごとがございましたら」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手が困っていそうなときに使用をします。
また、話し手が手助けをする気持ちであるときにも使用をします。
ある企業に自社の製品を渡しました。
この製品の説明書も一緒に渡しのですが、使い方がやや難しいので、わからないところが出てくる可能性があります。
使い方がわからないと、どうしていいのか悩んでしまうことでしょう。
もしもそのような事態になったならば、こちらに連絡をして欲しいです。
そのときに、この場合だと製品を渡した側が製品を使う側に対して、このような言葉を伝えます。
「たら」の後には、「相談してください」「どこそこに連絡してください」などの言葉が続きます。
助けるつもりがないときに、このような言葉は伝えません。
こういったことを言われた側は、困ったことがあったら頼ることができると期待をします。
助けるつもりがないのに伝えてしまうと、相手を失望させることになるでしょう。
「お困りごとがございましたら」を使った例文
・『お困りごとがございましたら、ご連絡ください』
「お困りごとがございましたら」の返答や返信例
この後に、「連絡をしてください」と続く場合は、困ったことがあったときに連絡をしてください。
相談にのってくれるはずです。
遠慮はする必要はありません。
力になりたいと思っているはずなので、困ったことがあったら相談をしましょう。
相談をして問題が解決できなかったとしても、誰かに話を聞いてもらうだけで気持ちが軽くなることがあります。
また、その事柄を解決できる人を紹介してくれることもあります。
まとめ
この言葉は、苦しいことや悩んでいることがあったなら、相談をして欲しいときに主に使用をします。
助けるつもりがあるときに使うものです。
困っている人がいたならば、手を差し伸べてあげましょう。