「ささやかですが心ばかりの品を」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ささやかですが心ばかりの品を」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ささやかですが心ばかりの品を」という言葉について説明していきます。

「ささやかですが心ばかりの品を」とは?

参加記念品などを送付する際に添え状に書かれる挨拶文で品物を指す言葉です。

記念品にプレゼントする側が関わる固有名詞があるものでは「〇〇(固有名詞)を差し上げます」「〇〇をお送りします」などの言葉を使うこともあります。

「ささやかですが心ばかりの品を」の場合複数商品があるプレゼントキャンペーンでは参加賞、その二つ上程度の商品に対する言葉となり、当選率が高いまたは品物の価格がそう高くないものとなります。

言葉として謙遜も入ってはいますが、ノートパソコン一台のプレゼントでこの言葉は使われません。

「ささやかですが心ばかりの品を」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

商品名を伝えるほどではない粗品、具体的にはボールペンやタオル、特に無地に近いクリアファイルなどをプレゼントするというときに使われ、さらにランダムに記念品を送る際に添え状を新たに作らなくていいという点でメリットがある言葉です。

口頭で使う場合はツアー参加者へのプレゼントやクリスマス会のイベントでのプレゼントなどというケースが考えられ、主催者側のプレゼントとなります。


「ささやかですが心ばかりの品を」を使った例文

・『アンケートにお答えいただきありがとうございます、お礼としてささやかですが心ばかりの品を差し上げます』

街頭アンケートの返礼という使い方です。

添え状で使うこともできれば口頭でも使うことができます。

・『キャンペーンにご参加ありがとうございました。残念ながら当選にはなりませんでしたが、ささやかですが心ばかりの品を差し上げます』
プレゼントに順位があるタイプのキャンペーンでの参加記念品プレゼントの添え状での使用例です。

・『参加者の皆様にささやかですが心ばかりの品を差し上げます』
ボランティアの清掃参加者やクイズ大会の参加者などに記念品を渡すなどというケースの使い方です。

「ささやかですが心ばかりの品を」の類語や敬語での言いかえ

もともと敬語ですが「心ばかりではありますがプレゼントを用意いたしました」など意図の近い言葉はいくつかあります。

「粗品」という言葉を使うのは避けたほうが良いでしょう。

「ささやかですが心ばかりの品を」の類似表現

「ささやかなプレゼントです」「心ばかりの品物ですが差し上げます」などが類似度が高く「プレゼントです」でも遠くはない言葉とは言えます。

「ささやかですが心ばかりの品を」の敬語表現

もともと敬語で「非常に」を付けて強調して謙遜することもあります。

「ささやかですが心ばかりの品を」の返答や返信例

品物を受け取ったときにお礼をすることで問題ないでしょう。

まとめ

「ささやかですが心ばかりの品を」という言葉はプレゼントで使われることが多いですが、高い金銭的価値ではないことを伝える意味もあります。

受け取る側はお礼をちゃんとすれば問題ありません。