「意見が挙がる」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「意見が挙がる」とは?
「意見が挙がる」は、「何かに対する考えが示される」との意味で使用される言葉です。
「意見」は、「何かに対する考え」を示します。
これは、「意識や見解」のことをまとめて表現して「意見」としていると言えます。
また、「挙がる」とは、何かがその場に示されることを表現する言葉です。
「挙げる」と表現すれば、自分の行為を示します。
これを「挙がる」とすれば、自分以外から発生した様子を表現できるのです。
なお、「挙がる」と「上がる」は間違えやすい言葉だと言えます。
そして、今回のように何かが提示されるような場合には、「挙がる」を使用するのがよいでしょう。
「意見が挙がる」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「意見が挙がる」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたが会議を開催したとします。
その会議では、想像を大きく超える、有益な意見が出されたのです。
このような場合には、「これほど多くの意見が挙がるとは思いませんでした」と述べるとよいでしょう。
これにより、たくさんの意見が出た様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「挙がる」の使い方に注意しましょう。
「挙がる」は「上がる」とも表記できます。
しかし、それぞれに使い方が違うのです。
「挙がる」は「示される」ことを意味しています。
これに対して「上がる」は「上に移る」ことを意味しているのです。
意味の違いを理解した上で、適切に使い分ける必要があるのです。
「意見が挙がる」を使った例文
「意見が挙がる」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を加えることで、自然で分かりやすい文章を作成できます。
・『誰かから意見が挙がるのは、時間の問題です』
・『何かしら意見が挙がるまで、もう少し待ってみましょう』
・『活発に意見が挙がるように、会議を誘導できました』
「意見が挙がる」の類語と敬語での言いかえ
それでは「意見が挙がる」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「意見が挙がる」の類似表現
「意見が挙がる」の類似表現には、「見解が挙がる」があります。
「意見」と「見解」は、同じような意味で使用できる言葉なのです。
「意見が挙がる」の敬語表現
「意見が挙がる」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「ご意見を賜る」のように言いかえできます。
なお、この場合は「意見をもらう」のような意味になるので、注意して使用しましょう。
まとめ
このように「意見が挙がる」は、意見が示される様子を表現するフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。