「みっともない」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「みっともない」とは? ビジネス用語【一語】

「みっともない」を解説していきます。

失礼のないビジネス敬語を、今すぐ学んでいきましょう。

「みっともない」とは?

「みっともない」とは、見苦しいことを示しています。

「みっともない」で、見てくれが悪いことを伝える形容詞になります。

人に見せるのも恥ずかしいこと、整っていなくて決まりが悪いことを指しています。

「みっともない」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「みっともない」「見ていられないこと」をあらわします。

例えば寝坊してヨレヨレのスーツで出社したときなど、上司の大目玉を食らうシーンで使われます。

「幼い」「はしたない」そして「無礼」という意味があるので、あまり上品ではない表現です。

部下の態度を注意するときなど、限定された場で用いられています。

また自分の行為を卑下するときにも「みっともない」は引用できます。

こちらに失態があって、バツが悪いときに使われています。

ただあまりに何度も用いると、相手も不快に感じてしまいます。

他の言い回しも同時に覚えておき、聞こえの良い表現も学んでおきましょう。


「みっともない」を使った例文

・『みっともない真似はするなと、上司のお叱りを受けた』
・『みっともない姿をさらしてしまい、申し訳ございません』
・『みっともない所をお見せして、お恥ずかしい限りです』

「みっともない」の類語や敬語での言いかえ

「みっともない」の言いかえとして「お見苦しい」があります。

「お見苦しい」は、見るに堪えない状態をいいます。

よく聞くのが「お見苦しいところをお見せしてすみません」です。

例えば掃除の行き届いていない会議室に、お客様をお連れするときなどに使えます。

「みっともない」の類似表現

「みっともない」と似ている言い方に「お恥ずかしい」も挙げられます。

穴があったら入りたいような、気恥ずかしいシーンで使います。

「お恥ずかしいところをお見せして、申し訳ありません」のように使います。

「みっともない」の敬語表現

さらに丁寧に伝えたいなら「お恥ずかしい限りでございます」といいます。

取引先の方など、外の人に謝罪したいときに使えます。

丁寧さがあるので、言われた方も悪い気はしない表現です。

「みっともない」の返答や返信例

このフレーズに対しては「とんでもございません」「滅相もございません」といいます。

どちらも相手の言い分をやんわりと否定するフレーズです。

「あまりお気になさらないでください」と添えると、温かみのある表現になります。

まとめ

「みっともない」の意味と使い方を学びました。

この表現は、見苦しいことをあらわします。

ただ飾り気のない表現なので、社外の方にしつこく用いるのは控えておきたいです。

類似表現もあわせて覚えておきましょう。