「上記の通り相違ありません」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「上記の通り相違ありません」とは?
「上記の通り相違ありません」は、記載されている内容、記載している内容に対して、違いがないことを表明するための言葉です。
これは文章でのみ使用できる言葉だと言えます。
「上記」とは書面における表現であり、会話で使用するのが難しいためです。
なお「相違ありません」は「違いません」と同じ意味で使用できる言葉です。
これは「相違ない」を丁寧語の「ありません」で言いかえた言葉でもありません。
「相違ない」ことは「その内容で合っている」との意味を持っているのです。
「上記の通り相違ありません」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「上記の通り相違ありません」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが自分の過失を認めたとします。
みずから過失の内容を書き上げて、メールにしたためることにしました。
このような場合には、過失の内容を列挙した後で、「上記の通り相違ありません」と記載するとよいでしょう。
これにより、違っていないことを、的確な言葉で言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「相違ありません」の使い方に注意しましょう。
この言葉には、様々な言いかえのバリエーションがあるのです。
たとえば、「相違ございません」、「違いありません」、「違っていません」などの言い換えが可能です。
それぞれ言葉の印象が違いますので、状況に合わせて適切な言葉を選択するとよいでしょう。
「上記の通り相違ありません」を使った例文
「上記の通り相違ありません」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのまま使用してもよいですし、語尾を変形させてみてもよいでしょう。
・『上記の通り相違ありません』
・『上記の通り相違ございません』
・『上記の通り相違はございません』
「上記の通り相違ありません」の類語と敬語での言いかえ
「上記の通り相違ありません」の類語と敬語を解説していきます。
「上記の通り相違ありません」の類似表現
「上記の通り相違ありません」の類似表現には、「前述の通り相違ありません」があります。
「上記」と「前述」は、同じ文章ブロックを示すことのできる類似表現だと言えます。
「上記の通り相違ありません」の敬語表現
「上記の通り相違ありません」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「上記の通り相違ございません」に言いかえできます。
まとめ
このように「上記の通り相違ありません」は、記載内容が正しいことを認めるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
