この記事では「進めていきたいと思います」について解説をします。
「進めていきたいと思います」とは?意味
物事を進行させたい気持ちがあることを示す言葉です。
「進め」は「進める」のことで、物事を進行させるという意味です。
建設工事のことでいうと、土地を整え、基礎をつくり、建物をつくっていくという、順番通りに物事が行われていくさまが、進めるが意味するものになります。
「たい」は話し手の希望を表す語です。
「眠りたい」のような使い方をするもので、この例の場合は眠るという行為を、話し手が行う希望を持っていることを表します。
「思います」は、そのように考えているという意味です。
「進めていきたいと思います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側に物事を進めていく意思があるときに使用をします。
そうしたいという話し手側の希望を表すものです。
「ます」は敬意を表す語なので、この表現を目上の人に対して使用しても問題ありません。
ただ、もう少し丁寧にできるので、表現を変えてもよいでしょう。
さらに丁寧にすると「進めていきたいと存じます」「進めてまいりたいと存じます」となります。
「まいる」は「行く」「来る」を丁寧に表現したものです。
この場合は、物事をするという意味で使用をしています。
「存ずる」は「思う」の謙譲語です。
「進めていきたいと思います」という表現だと、思っているだけなのかと思われてしまう可能性があります。
思っているでは、それを実際に行う気持ちが弱く感じられてしまうのです。
「進めてまいります」などはっきりと表現をした方が、強い意思が感じられます。
「進めていきたいと思います」を使った例文
・『○○のプロジェクトを進めていきたいと思います』
「進めていきたいと思います」の返答や返信例
そうしたいという前向きな意思を示しているので、応援するような言葉をかけるとよいでしょう。
応援するような言葉には「期待しています」があります。
上司から期待をされると、やる気が高まる部下もいます。
ただし、期待され過ぎるとプレッシャーがかかり、本来の力を発揮できなくなる人もいるので、その人の性格などを考えてかける言葉を考えてください。
相手のやる気をくじくような言葉をかけるのは、望ましくありません。
無理だろうと思っても、やる気を損ねるような言葉はできるだけかけないようにしましょう。
まとめ
この言葉は、物事を進める意思を示すときに使用をします。
やる気を示すことができる言葉です。
ただし、思っているだけなのかと思われる可能性もあるので、はっきりと言い切った方がいい場合もあります。
また、実際に行動で示すことも大切です。