この記事では「心強い限りです」について解説をします。
「心強い限りです」とは?意味
頼りにできるものがあって大丈夫という気持ちになれるといった意味です。
「心強い」には、頼りになるものがあって気持ちが落ち着いていられる、気持ちの面で大丈夫という意味があります。
反対の意味の言葉は「心細い」です。
心細いには、頼るものがなくてあれこれと気に病んでしまうという意味があります。
「限り」は、範囲や制限の内にあることを示したり、~するあいだを意味したりする言葉です。
「命ある限り」という場合だと、命が存在している間はという意味になります。
「心強い限りです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手に頼るものがあって、気持ちが安定していられることを指して使用をします。
気持ちの面で大丈夫だと安心していられる状態をいいます。
新入社員のことで説明をします。
新入社員はわからないことばかりで、ちゃんと仕事ができるだろうか、困ったことがあったらどうしよう、叱られないだろうかなど、いろいろと不安を抱えてしまいがちです。
新入社員にいろいろと教えてくれる先輩がいたとします。
この先輩は「困ったことがあったら何でも相談して」「力になるよ」と言ってくれました。
こういった言葉をかけられると、困ったことがあっても先輩に相談すれば大丈夫、先輩がいるからちゃんと仕事はできるなどと思えてきます。
気持ちの面で大丈夫と思えるようになるのです。
この先輩は新入社員にとって心強い存在といえるでしょう。
そのことを示す際に「心強い限りです」という言葉を使用します。
「です」は丁寧な表現なので、この言葉は失礼にはなりません。
「心強い限りです」を使った例文
・『○○さんがいてくださって、心強い限りです』
・『ありがとうございます。心強い限りです』
「心強い限りです」の返答や返信例
返答しない場合もあります。
返答をする場合は、どのような会話の流れだったのかによって、何を返すのかが変わってきます。
「いつでも相談をして」ということを伝えて、この言葉が返ってきたなら「本当にいつでも相談にのるから」といった返答が考えられます。
その他、自分が思ったことを返すとよいでしょう。
何か物を渡してこの言葉を伝えられたなら、「遠慮なく使っていい」といった返答が考えられます。
頼りにされているので、頼られたときには力になってあげてください。
まとめ
この言葉は、頼りになるものがあって、気持ちの面で安心していられることを意味しています。
先輩の存在を心強いと感じることがあると思います。
そういったときに、自分の気持ちを述べるものとして使用する言葉です。