「心強かったです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「心強かったです」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「心強かったです」とは?

ビジネスでの使い方や言い換えなど分かりやすく解釈していきます。

「心強かったです」とは?意味

「心強かったです」は、「こころづよかったです」と読み、「意志が強固で頼もしかった」という意味の表現です。

「心強い」という言葉は、「頼もしいさま」「安心している様子」を意味している形容詞であり、この連用形である「心強かっ」に、過去を意味する助動詞「た」が付き、さらに丁寧語の「です」をつけて敬語とした形です。

主に口語として使われる言葉であり、文章でも使われる表現ですが、ビジネスメールなどの堅い文章ではあまり見かけません。

「心強かったです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「心強かったです」という言葉を使う場合には、前後の文脈に注意する必要があります。

「心強い」という言葉は形容詞であり、名詞を装飾する場合に使われるので、「心強い人」などのように名詞を接続しがちです。

しかしこの表現はどうしても相手を上から見ているような表現になりかねず、場合によっては失礼にあたります。

そこで「心強かった」「心強い」の連用形に助動詞「た」をつけ、さらに丁寧語である「です」を付ける事によって、敬語へと表現を変えています。

基本的に目上の人に対して使っても問題ありませんが、「心強かったです」という言葉の前に、相手を立てる表現を入れると、より尊敬する言葉へとする事ができます。

口語として「心強かったです」とだけ述べるのは避けたほうがよいでしょう。

重要なのは相手を敬い尊敬する事です。


「心強かったです」を使った例文

・『私は〇〇さんと仕事ができて、とても心強かったです』
・『〇〇さんのおかげで、トラブルを解決できました。本当に心強かったです』

「心強かったです」の類語や言い換え

「心強い」という部分に関しては、いくつかの類語や言い換え表現があります。

「しっかりしているさま」を表す「したたか」や、「頼もしいこと」を意味する「気強い」「気丈夫」などが類語と言えます。

また「心強い」という言葉に名詞が続いてしまって敬語としてあまり適切でない場面においては、「心強く」という表現に変えることもよいでしょう。

例えば「心強く感じられました」「心強く思いました」などです。

まとめ

「心強かったです」は、「意志が強固で頼もしかった」という意味の表現です。

主に口語として使われ、言葉の前に相手を敬う表現をさらに重ねて使うことで、より丁寧な表現にできます。

言葉の前後に付ける言葉によっては上から見た表現に変わってしまう場合もあります。

十分に注意して相手を敬う気持ちを忘れずに使用するようにしましょう。