この記事では、「楽しみにしてたのに残念です」の意味を分かりやすく説明していきます。
「楽しみにしてたのに残念です」とは?意味
「楽しみにしてたのに残念です」は、「相手との約束が実現できなくなり、無念に思う気持ちを伝える丁寧な表現」という意味です。
相手と食事会やゴルフなどイベントの約束をしていたところ、やむを得ない事情で参加できなくなった時などに使われます。
文法的に間違いはありませんが、「してたのに」が口語的で社内のごく親しい人に使う言い回しです。
更に目上の人や社外の人には「楽ししみにしておりましたが、誠に残念に思います」に言い換えましょう。
「楽しみにしておりましたが、誠に残念に思います」の成り立ち
「楽しみにしておりましたが、誠に残念に思います」は「楽しみ+に+して+おりました+が+誠に+残念+に+思います」で成り立っています。
「楽しみ」は「明るく期待すること」という意味、「に」は助詞、「して」は動詞「する」の連用形「し」に助詞の「て」が付いた連語、「おりました」は「いる」の丁寧語「おる」の丁寧語過去、「が」は逆接の助詞、「誠に」は「心から」という意味、「残念」は「悔やまれること」という意味、「に」は助詞、「思います」は「思う」の丁寧語です。
丁寧語が含まれていますので、目上の人に使えます。
「楽しみにしておりましたが、誠に残念に思います」の言葉の使い方や使われ方
「楽しみにしておりましたが、誠に残念に思います」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『お会いできるのを楽しみにしておりましたが、誠に残念に思います』
相手と久しぶりに会う約束をしていたのですが、何らかの事情で会えなくなってしまった時に使われます。
・『あいにくの空模様で、楽しみにしておりましたが、誠に残念に思います』
ゴルフなど屋外でのイベントが天候により中止になってしまった時に使われます。
「楽しみにしておりましたが、誠に残念に思います」の類語や言いかえ
「楽しみにしておりましたが、誠に残念に思います」の類語や言いかえは以下の通りです。
「心待ちにしておりましたが、誠に残念に思います」
「心待ち」は「心の中で期待して待つこと」という意味で、「楽しみ」と同じ意味で使われます。
「楽しみにしておりましたが、誠に心残りに存じます」
「心残り」は「未練があること」という意味、「存じます」は「思います」の謙譲語です。
やや固い表現で、二度とない様な機会を逃した時などに使われます。
まとめ
今回は「楽しみにしておりましたが、誠に残念に思います」について紹介しました。
「楽しみにしておりましたが、誠に残念に思います」は「相手との約束が実現できなくなり、無念に思う気持ちを伝える丁寧な表現」と意味、と覚えておきましょう。