この記事では「遠路はるばるお疲れ様です」について解説をします。
「遠路はるばるお疲れ様です」とは?意味
遠いところからわざわざやって来てくれたことに対してのねぎらいの言葉です。
「遠路」には、遠い道のりという意味があります。
どれくらいの距離を遠いというのか定義はありません。
「はるばる」は、ある地点とある地点との隔たりが大きいさま、遠く離れているさまという意味です。
時間的なものについての意味もある言葉ですが、この場合は空間的なものを意味しています。
「お疲れさまです」は、相手の苦労に感謝し、いたわる際に用いる言葉です。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現で、改まった気持ちを表します。
「遠路はるばるお疲れ様です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、遠くからわざわざやってきてくれた人に対して使用をします。
どれくらいの距離なら使えるのか定義はありませんが、車や電車で数分といった距離からきたときには使用しません。
近い距離からやってきた人に対して述べると違和感があります。
他県の場合なら、この言葉を使用しても不自然ではありません。
「お疲れさまです」は、下の立場のものが上の立ち場のものに対してや、同僚に対して用いる言葉です。
そのため、目上の人に対して述べても問題ありません。
また、同僚に対して述べても不自然ではない言葉です。
「遠路」にも「はるばる」にも遠いという意味があるので、「遠いところから」と表現することもできます。
遠いところからきてくれたことに対して、話し手は感謝の気持ちを持っているはずです。
その感謝の気持ちも一緒に伝えましょう。
「お疲れさまです」だけよりも、感謝の言葉もあった方が、相手をいたわっている気持ちが伝わります。
「遠路はるばるお疲れ様です」を使った例文
・『遠路はるばるお疲れ様です。お越しくださり、ありがとうございます』
「遠路はるばるお疲れ様です」の返答や返信例
何のためにやってきたのかによって、返答内容が変わります。
会議や商談の場合は、これから行われることに対して話をすることがあります。
顔を見たかったからという場合は、会えてうれしい気持ちを伝えるとよいでしょう。
遠いところからやってくるのは、移動に時間がかかり大変だったかもしれませんが、どれだけ大変だったかを長々と話すのは望ましくありません。
苦労を聞かされてうれしい人はいないからです。
まとめ
この言葉は、遠いところからやってきてくれた人に対して述べるものです。
遠いところからやってくるのは大変なことなので、相手をいたわる言葉をかけるとよいでしょう。
やってきてくれたことに対して、感謝の言葉を述べるのも忘れないでください。