「遠路はるばるご足労おかけして」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「遠路はるばるご足労おかけして」とは? ビジネス用語【一語】

「遠路はるばるご足労おかけして」とは?

ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。

「遠路はるばるご足労おかけして」とは?

「遠路はるばるご足労おかけして」は、相手が遠くから訪問してくれた場合に使用できるフレーズです。

この言葉は「前置き」として使用されます。

つまり、このままでは文章が未完成であり、言葉を組わせる事で完成すると言えるのです。

たとえば、「遠路はるばるご足労おかけして大変恐縮でございます」のように、恐縮を示す言葉を組み合わせる事が可能です。

他にも、「恐れ入ります」「申し訳ございません」なども、候補として挙げられます。

いずれにしても、相手が遠くから来てくれたことに、感謝を示す事ができるのです。

それでは、ビジネスで「遠路はるばるご足労おかけして」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。

たとえば、あなたのオフィスに顧客が表敬訪問したとします。

そして、その顧客は、わざわざ地方から東京にきてくれたのでした。

このような場合には、「遠路はるばるご足労おかけして、誠に恐縮でございます」と述べるとよいでしょう。

これにより、相手がわざわざ遠くから来てくれたことに、感謝と恐縮の気持ちを伝達できるのです。

この言葉を使用する際には、「ご足労おかけして」の使い方に注意しましょう。

まず、「ご足労おかけする」は尊敬語になっています。

そのため、自分の行為に対しては使用できないのです。

相手が足を運んでくれた場合にのみ使用できる言葉ですので、間違えないように注意しましょう。

「遠路はるばるご足労おかけして」を使った例文

「遠路はるばるご足労おかけして」を使った例文を挙げます。

例文のように、謝罪や恐縮の言葉と組み合わせると、自然な文章を作成できるはずです。

・『遠路はるばるご足労おかけして申し訳ございませんでした』
・『遠路はるばるご足労おかけして大変恐縮でございます』
・『遠路はるばるご足労おかけしてしまい心よりお詫び申し上げます』


「遠路はるばるご足労おかけして」の類語と敬語での言いかえ

「遠路はるばるご足労おかけして」の類語と敬語を解説していきます。

「遠路はるばるご足労おかけして」の類似表現

「遠路はるばるご足労おかけして」の類似表現には、「わざわざ遠くからご足労おかけして」があります。

「遠路はるばる」「わざわざ遠くから」は、同じような意味合いで使用できる言葉だと言えるでしょう。

「遠路はるばるご足労おかけして」の敬語表現

「遠路はるばるご足労おかけして」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。

たとえば「遠路はるばるご足労をおかけいたしまして」に言いかえできます。

まとめ

このように「遠路はるばるご足労おかけして」は、相手が遠くから来てくれた場合に使用できるフレーズです。

ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。