「購入したいと思います」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「購入したいと思います」とは? ビジネス用語【一語】

「購入したいと思います」という言い回しについての解説です。

「購入したいと思います」とは?意味

「購入したいと思います」は、断言せずにとりあえず購入するという意思を相手に示す意味を持ちます。

なので、この言い回しは、絶対に購入するとは言い切れないがとりあえず購入しようと思うと相手に対して宣言をすることです。

宣言をすることで「購入したいと思います」と言われた側は、ビジネスのお話において、一応商談が成立して購入者になるかもしれないと予想するのです。

「購入したいと思います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「購入したいと思います」は、ビジネスにおいては相手側に対して意思表示で何かを購入するかもしれないという意味で使用します。

そのうえで、この言い回しの注意点は、絶対に購入するという意思を示していないので、商談に対応するビジネスマンもあくまで購入するかもしれないお客ということで対応に当たるので、塩対応になる可能性がある点です。

こうした場合、購入する意思表示を見せるために「購入したいと思いますので見積もりのほどを」という具合に会話を持っていき見積もりを作ってもらってから、購入を取りやめるという方もあります。


「購入したいと思います」を使った例文

・『こちらの商品を3ケースほど購入したいと思います』
・『新商品が登場したら購入したいと思います』

「購入したいと思います」の返答や返信例

「購入したいと思います」という言葉についての返事は、相手を信じるしかなく、ビジネスマンの場合、相手側が言う「購入したいと思います」という言い回しについては信じるしかないです。

なので、前向きに相手を信じて返事をするというのが答えで、相手が購入するということに対して礼を述べ、「ありがとうございます」とか、「ご検討いただきありがとうございます」というのが返事です。

なお、「ご検討いただきありがとうございます」については、これは商談を受ける側もまだ相手が購入確定していないので検討していることに礼を述べるだけでも十分な返事になります。

まとめ

「購入したいと思います」は、あくまでお客様やビジネスマン同士が購入する意思を見せたというだけで実際に購入するかはわかりません。

なので、この意思表示の言葉について前向きに信用して恐らく購入してもらえるとみるか、相手はおそらく購入せずにスルーするだろうとみるかはビジネスマン次第です。

もっと言うと、「購入したいと思いますので、見積書を」と言って見積書を作ってもらってから、購入を蹴るという方法を取れば相手を信用させるだけさせて最後に裏切るようなことを行えるので、「購入したいと思います」はビジネスマンに期待を持たせるだけの言葉になります。