「お初にお目にかかります」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「お初にお目にかかります」とは?
「お初に」は「初めて」と同じ意味で使用される言葉です。
「初」という単語に接頭語の「お」を付けることで、単体の言葉として使用できるようにしています。
また、「お目にかかる」は、「見る」や「会う」の謙譲表現です。
これに丁寧語の語尾「ます」を付与することで「お目にかかります」になります。
このことから、初めて会うことを謙譲語で表現したのが、「お初にお目にかかります」という言葉だと言えます。
「お初にお目にかかります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「お初にお目にかかります」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、顧客から別な企業の担当者を紹介されたとします。
あなたの会社の事業と親和性が高いだろうということで、わざわざ引き合わせてくれたのでした。
このような場合には、「今回お初にお目にかかりますが、今後よろしくお願いいたします」と述べるとよいでしょう。
これにより、謙譲表現を使用した丁寧な言葉で、相手に初めて会うことを表現できるのです。
この言葉を使用する場合には、「お目にかかる」の使い方に注意しましょう。
これは、「会う」や「見る」の意味を持つ言葉です。
どちらの意味でも使用できるという事は、どちらの意味かが分かりにくいことと同義でもあります。
相手に誤解を与えないように、周囲の言葉などで補うとよいでしょう。
「お初にお目にかかります」を使った例文
「お初にお目にかかります」を使った例文を挙げます。
例文のように、そのままでも使用できますし、前後に言葉を加えてアレンジしてもよいでしょう。
・『お初にお目にかかります』
・『この度、お初にお目にかかります』
・『お初にお目にかかりますが、今後よろしくお願いいたします』
「お初にお目にかかります」の類語と敬語での言いかえ
それでは「お初にお目にかかります」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「お初にお目にかかります」の類似表現
「お初にお目にかかります」の類似表現には、「初めてお目にかかります」があります。
「お初に」と「初めて」は同じ意味で使用できる言葉だと言えます。
「お初にお目にかかります」の敬語表現
「お初にお目にかかります」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「初めてお会いします」のように言いかえできます。
まとめ
このように「お初にお目にかかります」は、初めて会う相手に使用できるフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。