「通っております」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「通っております」とは?
これは、「通っている」ことを敬語にした言葉です。
「通っている」は、「とおっている」もしくは「かよっている」とも読みます。
これは現在進行形であり、今も対象となる行為が続いている様子を表しているのです。
そしてその行為として、「通る」と「通う」という二つの動詞の可能性が考えられます。
「通る」は、二つの間が開通している様子を表します。
また、使い方によっては、途中を通過するような意味でも使用される言葉なのです。
また、「通う」の場合は、継続的にどこかに行っている様子を表します。
「学校に通う」や「会社に通う」という形で使用できるのです。
なお、ここでは「通っている」という内容を、謙譲語と丁寧語で言い換えています。
これらのことから、この言葉が「通っている」ことを敬語にしたものであると分かるのです。
「通っております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、上司と雑談していたとします。
すると上司からは、毎日どこから来ているのかと質問されたのでした。
このようなケースで、「私は、埼玉から通っております」と伝えるとよいでしょう。
これにより、埼玉から通勤していることを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、表現の仕方に注意しましょう。
これは「通っています」に置き換えできます。
また、使い方次第では、「開通しております」や「通勤しております」などに置き換える手段もあるのです。
「通っております」を使った例文
例文のように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『毎日埼玉から通っております』
・『電話線がここまで通っております』
・『いつも途中駅として通っております』
「通っております」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「通っております」の類似表現
たとえば、「開通しております」が類似表現になります。
場合によっては、「通る」と「開通する」は、同じような意味で使えるのです。
また、「通勤しております」を類似表現として使用できるケースもあります。
「通っております」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「通っています」に言い換えできます。
なお、この場合は謙譲語を使わない形になっているのです。
まとめ
このように、「通っている」ことを敬語にする場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。