「確認いたしました」という言い回しについての解説です。
「確認いたしました」とは?意味
「確認いたしました」は、確認しましたという意味で、丁寧語になります。
なので、この言い回しは、ビジネスにおいては、丁寧に第3者に確認行為を取ったということになります。
なお。
なぜ、致しましたという感じの記載ではないのかですが、致すという部分を漢字にした場合、意味が同紙になるため、確認という行為についてどうするかという補助を意味する言葉にならないがゆえ、補助をする言葉を意味するようにわざわざひらがなにしているのです。
つまり、文章で確認作業がどうだという場合については、自分が今まさに動いて確認をしている場合は、「確認致しました」は、意味においては正しい表現になるんですが、確認しましたという過去の事実を述べている場合、ひらがなの表記でないといけないということです。
「確認いたしました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「確認いたしました」は、事実確認をする際、目上の人やどのような人に対しても確認したということを述べる際に使用します。
そのうえで、注意すべく点は、このワードは文章として記す場合、過去のことを示すのであれば、「いたしました」とひらがなで記載する必要がある点です。
これを漢字で「致しました」とすれば、今まさに確認をし終えた」という意味になるので注意です。
つまりは、ビジネスにおいては、過去の話なのか、少し前の確認作業を指すのかを知るには、「致しました」がひらがなであるか、漢字であるかで分けるということです。
「確認いたしました」を使った例文
・『商品の無事を確認いたしました』
「確認いたしました」の返答や返信例
「確認いたしました」というワードについての返事は、確認作業を終えたという人物に対してどう返事を返すかになります。
なので、返事としては、「わかりました」とか、「了解です」というのが返事になります。
まとめ
「確認いたしました」は、確認したということについて過去の話にしています。
なので、このワードが指し示すのは確認をしたという事実だけです。
よって、「確認いたしました」といって、相手側に対して確認作業を終えたと言ってから、確認した内容に問題があった場合、確認作業を行った人物に責任が付きまとうのもこのワードです。
つまり、確認という行為を任されているがゆえ、このワードを使用して確認したと言ってのけているわけですから、確認をして問題があった場合、責任があるのは、確認した人物になります。
無論、確認してもわからない故障などについては仕方がないんですが、目に見えてわかる不具合について見過ごしたとなれば、確認作業を行った人物の責任になるので、このワードは、いわば、目視で確認を行う責任がある人物においては目に見える不具合を見過ごした場合、不具合を取り除けていなければ自らの評価を下げるワードでもあります。