この記事では「ご登録いただきありがとうございました」について解説をします。
「ご登録いただきありがとうございました」とは?意味
登録をしてくれたことへの感謝の意です。
「ご登録」は「登録」に「ご」をつけて、登録をした人、つまり聞き手に対して敬意を表す言い方にしたものです。
「登録」には、帳簿などに載せるという意味があります。
「ご」は、他人の行為を表す語についてその人に対する尊敬の意を表したり、他人に及ぶ行為を表す語についてその人に対する敬意を表したりします。
「いただき」は「いただく」のことで、話し手や動作の受け手にとって恩恵になる行為を他人から受ける意です。
登録をしてもらったことが、話し手の恩恵になっています。
「ありがとうございました」は感謝の気持ちを表す言葉です。
「た」は過去や完了を表す語なので、登録は完了しています。
「ご登録いただきありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、アプリ、スポーツクラブ、ファンクラブなど何かに、聞き手が登録をしてくれたときに使用をします。
「た」は過去や完了を表す語です。
そのため、これから登録をするときではなく、すでに登録をしている場合に使用をします。
まだ登録をしていないのに述べてしまうと、登録するようにと強制しているように受け取られてしまったり、違和感を覚えたりします。
「いただく」は、私があなたにしてもらったという意味合いで使用をします。
この場合は、聞き手が登録をしてくれた、そして私が利益を受けるといった意味合いです。
登録をしてもらえれば、会員費を受け取るなど、話し手側に何らかの利益があります。
「ございます」は「ある」の丁寧な意です。
「ありがとう」は親しい仲に使う言葉なので「ございます」まできちんと言いましょう。
「ご登録いただきありがとうございました」を使った例文
・『このたびは、ご登録いただきありがとうございました』
・『ご登録いただきありがとうございました。ご利用をお待ちしています』
「ご登録いただきありがとうございました」の返答や返信例
お客様に対して述べられている場合には返答する必要はありません。
すでに登録されているので、この後に何かの手続きをする必要は、たいていの場合ありません。
必要な手続きがまだあるのなら、その手続きを行ってください。
登録前に説明があるはずですが、登録したことで利用できるようになるサービスの使い方を知りたい場合は、何かを提供する側に尋ねます。
まとめ
この言葉は、登録をしてくれたことへの感謝を伝えるために使用をします。
登録をしてくれると会員費を受け取れるなどのメリットがあり、ありがたいことといえるでしょう。