「ご登録くださいませ」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご登録くださいませ」とは? ビジネス用語【一語】

「ご登録くださいませ」という言い回しについての解説です。

「ご登録くださいませ」とは?意味

「ご登録くださいませ」は、相手の方に対して丁寧な物言いで、登録してくださいという意味を持ちます。

そのうえで、この言葉のポイントは、男性よりの言葉ではなく、女性よりの言葉であると認識されている点です。

なので、男性が、「ご登録くださいませ」というと、女性よりの敬語表現になるがゆえ、気味が悪いという印象を受けたりします。

よって、男性の場合、「ご登録ください」のほうが男性が述べる敬語表現になります。

「ご登録くださいませ」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご登録くださいませ」は、ビジネスにおいては、誘導という形で、登録をしてほしいという形で相手に対して登録することを強要するために使用します。

このワードは誘導尋問的なもので強要という形で相手に対して半分命令に近い形で登録してほしいと言っているので注意してほしい点においては、このワードは半分命令です。

なので、命令だと取られたくない場合、「ご登録いただければ幸いです」という具合に登録という行為をしてもらえると嬉しいと表現するとよいでしょう。


「ご登録くださいませ」を使った例文

・『こちらの端末にて新規ポイントカードにご登録くださいませ』

「ご登録くださいませ」の返答や返信例

「ご登録くださいませ」についての返事は、お客様の立場か、社員の立場でかつ上司であると想定した場合、返事が変わります。

というのも、このワードは半分強制に近いので、会社の場合、上司の人は、嫌々従うということが考えられ、返事の例においては、「仕方ありませんな」という具合に嫌々何か登録作業を行います。

一方、お客様の場合、嫌だという返事ができますので、半分強制であっても嫌だと言えます。

なので、お客様の場合、返事の例においては、「なぜ、登録をする必要があるのか?」とか、「登録をするくらいなら商品の購入はしない」と言ってその場を立ち去ることも可能です。

まとめ

「ご登録くださいませ」は、一応丁寧語による丁寧なものの頼み方なんですが、このワードは実のところ半分強制です。

なので、おそらく相手が従うだろうという場合においてはある意味有効なんですが、従わない場合、かえって油に非を注ぐ結果になり得ます。

なので、もっと下手に出て謙虚さを出すのであれば、「ご登録いただければ幸いです」と話を切り出して登録してもらうと嬉しいという言葉を前面に押し出しましょう。