「コロナ禍中」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「コロナ禍中」とは?
「コロナ禍中」は、コロナによる災いの最中であることを表現したものです。
「コロナ」は「新型コロナウィルス感染症」の事であり、「COVID-19」とも呼ばれます。
これの世界的な拡大により、日常生活に様々な制約を受ける事態となりました。
そして、そのような状態を示して「コロナ禍」と表現します。
「禍」とは「災い」や「災難」を示す言葉です。
「禍」を訓読みにして「わざわい」と読む事もできるのです。
そして、そのような災いの最中にある様子を「コロナ禍中」という言葉で表現できます。
たとえば、「コロナ禍中でも、我々にできる事があります」のように使用できるのです。
「コロナ禍中」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「コロナ禍中」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるイベントを開催したとします。
それは、例年であれば飲食を伴ったイベントでしたが、今年は飲食を中止したのでした。
このような場合には、「コロナ禍中のため、飲食を伴うイベントは自粛しております」と述べるとよいでしょう。
これにより、コロナという災いの最中にいる様子を上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「コロナ禍中」の読み方に注意しましょう。
「コロナ禍」は「ころなか」と読みます。
そのため、「コロナ禍中」は「ころなかちゅう」と読むのです。
実際に使用する場合に、誤った読み方にならないように注意するとよいでしょう。
「コロナ禍中」を使った例文
「コロナ禍中」を使った例文を挙げます。
例文のように、適した言葉を組み合わせると、自然な文章を作りだせるのです。
・『コロナ禍中でも、実施できるイベントがあります』
・『コロナ禍中につき、制限するべきだと思います』
・『コロナ禍中とはいえ、人との会話は必要です』
「コロナ禍中」の類語と敬語での言いかえ
「コロナ禍中」の類語と敬語を解説していきます。
「コロナ禍中」の類似表現
「コロナ禍中」の類似表現には、「コロナ禍の中」があります。
「コロナ禍中」を冗長に言い換えて「コロナ禍の中」としても、同じような意味合いで使用できるのです。
「コロナ禍中」の敬語表現
「コロナ禍中」を単独で敬語にはできません。
これを敬語にするには、他の言葉を組み合わせる必要があります。
たとえば、「コロナ禍中ではございますが」とすれば、丁寧語を用いた敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「コロナ禍中」は、コロナによる災いの最中であることを表現したものです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
