「ご認識頂いている通り」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご認識頂いている通り」とは? ビジネス用語【一語】

「ご認識頂いている通り」を解説します。

よく耳にする言葉を、正しく理解していきましょう。

「ご認識頂いている通り」とは?

「ご認識頂いている通り」とは、その通りであること。

相手の話している内容が、正しいことをあらわします。

「この認識で合っていますか?」と取引先から尋ねられた場合につかいます。

「ご認識頂いている通り」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご認識頂いている通り」「ご認識頂いている通りです」のように用います。

ただこのままだとクレーム対応の返答文としては、突き放した言い方に聞こえてしまうこともあります。

念のため他の言い回しも、抑えておくと安心です。


「ご認識頂いている通り」を使った例文

・『ご認識の通りでございます』
・『ご認識頂いている通りです。よろしくお願いいたします』
・『ご認識頂いている通りで、進めてください』

「ご認識頂いている通り」の類語や敬語での言いかえ

「ご認識頂いている通り」「ご認識の通りです」に直せます。

「ご認識頂いている通り」だと、少々まどろっこしく聞こえます。

端的に合っていることを表現したいなら「ご認識の通りです」がシンプルです。

「ご認識頂いている通り」の類似表現

似た言い方として「おっしゃる通り」があります。

「おっしゃる通りでございます」のように用います。

「おっしゃる」「言う」の尊敬語にあたるため、目上の方に使えます。

「ご認識頂いている通り」の敬語表現

さらに重みのある言い方にしたいなら「ご賢察の通り」も挙げられます。

「ご賢察」とは、推し量るの尊敬語です。

「お察し頂いている通り」と同じように使えます。

また「ご明察の通り」というと、理解してくれた相手を高める言い方です。

「ご認識」よりも「ご賢察」「ご明察」は格上の言葉になるので、とても大切なお客様にはこちらの表現を用いていきましょう。

「ご認識頂いている通り」の返答や返信例

「ご認識頂いている通りです」と言葉をもらったら、こちらの考えが合っていることを伝えます。

「ご教授いただきありがとうございます」「ご教示いただきありがとうございます」などお礼の言葉で返しておきましょう。

「ご教授」は学問について教えてもらうこと「ご教示」は方法を教えてもらう訳をあらわします。

失礼のない対応をして、いいコミュニケーションを取りましょう。

まとめ

「ご認識頂いている通り」の意味と使い方をおさらいしました。

「ご認識頂いている通り」とは「その内容で合っています」という訳があります。

相手の判断や認識が間違っていないことを伝えます。

状況に応じて、正しく使ってみてください。