この記事では「ご無事で安心しました」という言葉について説明していきます。
「ご無事で安心しました」とは?
なにかトラブルがあったものの、大事にならなかったという際に掛ける言葉で、目上の人に使う言葉になります。
無事の観点が幅広く、無傷、金額的な損失がないことが最も理想的ですが、車で擦り傷が出来たけど、ドライバーに怪我はないという段階でも「ご無事で安心しました」という言葉は使えなくはありません。
ただし擦り傷であっても修理費用が10万円を超してしまった場合、無事とはいい難い部分があります。
パソコンでブルースクリーンが出たものの無事だったというケースは非常に危険なものの無事だったということになるため、「ご無事で安心しました」と言えなくはないです。
「ご無事で安心しました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスの場では社員の病気や怪我、機器の故障などになりかけたものの大事にはならなかったという段階に対して使うと言えます。
株価が下がったけど回復したというケースも使えなくはありません。
回復しない場合は使えません。
接客においてはスーパーなどではあまり使うシチュエーションはなく、プライベート寄りの会話で使うことはありえます。
自動車ディーラーでは故障の疑惑に対して使うことはありえます。
「ご無事で安心しました」を使った例文
・『事故にあったと話を聞きましたがご無事で安心しました』
交通事故などにあったが無事というケースでの話です。
この場合相手の情報をよく知らないので使えると言う部分があり、身体は無傷でも修理に20万円かかったというケースではやや使いにくくなります。
・『ニュースで心配になりましたがご無事で安心しました』
電話などでの用例で、地震があった際に安否確認をして無事だったというケースで使われます。
この場合、火事になったけど消し止めたから無事というケースではやや使いにくく「大変でしたね」という意図を伝えたほうが良いでしょう。
・『一通り確認しましたがご無事で安心しました』
自動車ディーラーでの例文で、故障や事故になったかもしれないというケースで使われます。
「ご無事で安心しました」の類語や敬語での言いかえ
「ご無事で何よりです」「ご無事で良かったです」などが言いかえとして使えます。
「ご無事で安心しました」の類似表現
「何事もなく安心しました」「大事にならず安心しました」なども類似しています。
「ご無事で安心しました」の敬語表現
「ご無事で安心いたしました」とすることはできます。
「ご無事で安心しました」の返答や返信例
気にかけてくれてありがとうという意図を伝えるか、無事で良かったという意図を伝えることがベターでしょう。
まとめ
ご無事で安心しましたという言葉は、事故などに遭遇するなど、危険にあったものの無事だったという意味で、金銭的なダメージが会った場合使いにくいケースもあります。