ビジネスシーンで「堪能させていただきました」と使う事がありますが、正しい場面で使えているでしょうか。
「堪能させていただきました」の使い方を分かりやすく解説していきます。
「堪能させていただきました」とは?
「堪能させていただきました」という表現を紐解くには「堪能」の意味を知る必要があります。
「堪能」は「十分に満足すること」を意味する言葉です。
さらには「気が済む、納得する」などの意味もあります。
これらのことから「堪能させていただきました」は、自信が受けた内容に対する賛辞の表現と言えるのです。
「堪能させていただきました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスにおいて「堪能させていただきました」を使うケースにはどのようなものがあるのでしょうか。
例えば、食事をご馳走になった時に使うことができるでしょう、しかし、さらに範囲を広げると食事以外のサービス提供を受けた場合の全般でも使用できます。
また、解釈の幅を広げれあ、プレゼンテーションを聞いた後の感想としても使えるでしょう。
このように、言葉から想像するよりは多くのシーンで使える、比較的汎用性の高い言い回しであるとも言えます。
注意する点は表現の対象が「堪能」と呼ぶに適しているか否かだけです。
例えば、人材を褒める時には、あまり「堪能」という言葉を使わないのです。
「堪能させていただきました」を使った例文
それでは「堪能させていただきました」を使った例文を挙げていきます。
このように、前半部分の対象はサービスであれ料理であれ、プレゼンであれ、比較的応用が可能であることが理解できるはずです。
・『おいしい料理を、堪能させていただきました』
・『素晴らしいサービスを、堪能させていただきました』
・『革新的な発表を、堪能させていただきました』
「堪能させていただきました」の類語や敬語での言いかえ
それでは「堪能させていただきました」の類語や敬語での言い換えには、どのようなものがあるのでしょうか。
「堪能させていただきました」の類似表現
「堪能させていただきました」は「満喫させていただきました」と言い換えることができます。
ほぼ同じ用法で利用できる類義語であり、料理だけでなく、比喩表現として比較的広い範囲での応用が可能な点も同じです。
「堪能させていただきました」の敬語表現
「堪能させていただきました」は、これ以上の敬語表現は難しい言い回しであるといえます。
既に「いただきました」という部分において、丁寧な表現になっているため、二重の敬語表現は避けるべきです。
まとめ
このように「堪能させていただきました」という表現には様々な用途があることが分かったと思います。
料理に対する感想だけではもったいない表現ですので、様々なビジネス上の出来事にあてはめて使ってみることをお勧めします。
