「お元気で過ごされますようお祈り申し上げます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お元気で過ごされますようお祈り申し上げます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お元気で過ごされますようお祈り申し上げます」について解説をします。

「お元気で過ごされますようお祈り申し上げます」とは?意味

相手の健康を祈る言葉です。

「お元気」は、体の調子がよいことという意味の「元気」に、相手を敬う意味の「お」をつけた言葉です。

このように表現をすることで聞き手に対して敬意を表しています。

「過ごされ」は、月日がすぎる、日々を送るという意味です。

「よう」は話し手の決意や意志を表します。

「明日は早起きをしよう」のように使うものです。

この例だと、明日早起きするということは、話し手の決意であることを表します。

「お祈り申し上げます」は、あいさつの際に使われる言葉です。

他人が昇進したときには「ご活躍をお祈り申し上げます」のように使われます。

「申し上げます」は、「言う」の謙譲語の「申し上げる」に、敬意を表す「ます」をつなげたものです。

「お元気で過ごされますようお祈り申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、手紙のあいさつで使われることが多いです。

手紙では、最初と最後にあいさつを述べますが、この言葉は最後のあいさつとして使用をします。

相手を気遣ったり、健康にすごすことを祈ったりするものです。

「お元気」「申し上げます」などの言葉を使用して、相手に対して敬意を表しているので、目上の人に対して述べても失礼にはなりません。

「お元気」の部分は「健やかに」と表現することもできます。

「健やか」には、健康に恵まれているさまという意味があります。

目上の人に手紙を書く際には、最初のあいさつも丁寧に述べるように気をつけましょう。


「お元気で過ごされますようお祈り申し上げます」を使った例文

・『猛暑が続きそうですが、お元気で過ごされますようお祈り申し上げます』
・『寒い日が続く毎日ですが、お元気で過ごされますようお祈り申し上げます』

「お元気で過ごされますようお祈り申し上げます」の返答や返信例

手紙のあいさつとして使われることが多くあります。

つまり、手紙をもらっていることになるのです。

手紙への返事が必要な場合は出しましょう。

こちらの健康状態を気にかけてくれているので、返事の手紙では状況を簡単に説明します。

体調に問題がなければ、元気で過ごしていることを伝えます。

体調が悪い場合に無理をして、元気ですと伝える必要はありませんが、相手を不安にさせるようなことは述べないことが望ましいです。

当たり障りのない返答をします。

まとめ

この言葉は、手紙のあいさつで主に使用されるものです。

手紙を書く機会は少ないかもしれませんが、こういった言葉を知っていると役に立ちます。