この記事では、「在任中は大変お世話になりました」の意味を分かりやすく説明していきます。
「在任中は大変お世話になりました」とは?意味
「在任中は大変お世話になりました」は、「有る職務や任務の就いていた期間が終了したあとで、支援や協力してくれた人に感謝を述べる時の丁寧な表現」という意味です。
ある仕事をしていた期間に、やり取りをしたり手助けしてくれた人に対して、その役割が終わった後でお礼を述べる表現です。
「在職中」とは違い、退職する訳ではありません。
「在任中は大変お世話になりました」の成り立ちや使われるシーン
「在任中は大変お世話になりました」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。
「在任中は大変お世話になりました」の成り立ち
「在任中は大変お世話になりました」は「在任中+は+大変+お世話+に+なりました」で成り立っています。
「在任中」は「ある任務に就いている間」という意味、「は」は助詞、「大変」は「程度のはなはだしい様子」という意味、「お」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、「世話」は「面倒みること」という意味、「に」は助詞、「なりました」は動詞「なる」の過去形「なった」の丁寧語です。
尊敬語と丁寧語が使われているので、目上の人に使えます。
「在任中は大変お世話になりました」が使われるシーン
「在任中は大変お世話になりました」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、異動により全く違う部署に移る時です。
2つ目は、昇格して担当職務が全く変わる時です。
3つ目は、部署内で担当職務が変わる時です。
「在任中は大変お世話になりました」の言葉の使い方や使われ方
「在任中は大変お世話になりました」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
『〇月〇日付で〇〇部へ異動することとなりました、在任中は大変お世話になりました』
他部署に異動になった人が、社内の人に挨拶のメールや文書を送る時に使われます。
『在任中は大変お世話になりました、なお、後任は〇〇が担当させていただきます』
社外の人に異動になったことを知らせる時に使われます。
マナーとして後任についても触れておきます。
「在任中は大変お世話になりました」の類語や言いかえ
「在任中は大変お世話になりました」の類語や言いかえは以下の通りです。
「在任中は格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます」
社外の人に対して挨拶する時の非常に丁寧な表現です。
まとめ
今回は「在任中は大変お世話になりました」について紹介しました。
「在任中は大変お世話になりました」は「社内異動で違う部署に移った時に、今まで関わってきた人にお礼を述べる丁寧な表現」と覚えておきましょう。