この記事では「大盛況のうちに」について解説をします。
「大盛況のうちに」とは?意味
催し物に賑わいがあったり、勢いがよかったりするうちにといった意味です。
「大盛況」には、催し物に多くの人が集まり、勢いがいいさまという意味があります。
会議などに人が集まったときのさまではなく、催し物に人が集まったときのさまです。
「うち」は、ある時間のなかという意味です。
「大盛況のうちに」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、催し物に賑わいがあったときに用います。
「うちに」の後には、幕を閉じた、終了したなどの言葉が続きます。
賑わいのある状態が続いている状態を表すときは、「大盛況中」などと表現します。
まだやっている途中のときは、「内」ではなく「中」とします。
フードフェスティバルを開いたとします。
ある場所を借りて、そこにいろいろな店に出店をしてもらって、来場者にいろいろな料理を食べてもらうイベントです。
このイベントには、多くの人が訪れました。
来場した人たちは、自分の好きなものをいろいろと食べて、満足しているようです。
会場では人々の活気が感じられます。
そのような状態でイベントは終了しました。
このときのさまが、この言葉が意味するものです。
催し物では、終わりの挨拶が述べられることがあります。
挨拶の際に、成功したことに対しての感謝やうれしい気持ちを伝える場合、この言葉が用いられます。
催し物に賑わいがあれば、成功したといえるでしょう。
対面でもメールでも使える言葉です。
対面の場合は、催し物が終了した時点で関係者たちに対して述べられます。
メールの場合は、その日のうちに連絡をするのが望ましいです。
催し物に協力してくれたことへの感謝や、大盛況で終わったことへのうれしい気持ちなどをメールには記載します。
うれしい気持ちを長々述べたくなりますが、文章は簡潔にします。
催し物に活気がなかったときには使用しません。
やってきた人が少なかった、人々に楽しんでもらえなかったなどのときは、盛況とはいえません。
「大盛況のうちに」を使った例文
・『大盛況のうちに終了しました』
「大盛況のうちに」の返答や返信例
大盛況だったのは喜ばしいことなので、「よかったですね」という祝福の気持ちを伝えるとよいでしょう。
自分が催し物に協力をしていた場合は、気落ちを共有できると思います。
次回にも同じような催し物を開催する予定がある場合、手伝いが可能ならばその旨を伝えてもよいでしょう。
まとめ
この言葉は、催し物に活気があって成功したときに用います。
催し物に多くの人が訪れ、勢いを感じられたなら、成功したといえて、喜ばしいことです。