「失礼ながら書面にて」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「失礼ながら書面にて」とは? ビジネス用語【一語】

「失礼ながら書面にて」のビジネスでの使い方についての解説です。

「失礼ながら書面にて」とは?意味

「失礼ながら書面にて」とは、あらかじめ、失礼であることを前置きして書面においてのみ説明をするという意味です。

よって、このワードは、相手側に対して前もってビジネスで書面を渡す側が失礼であることを承知で書面にて説明をしたいと願う場合、使用するワードで相手側は、書面でのやり取りについて了承する方向にもっていかざるを得ないのがこのワードになります。

「失礼ながら書面にて」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「失礼ながら書面にて」とは、ビジネスのやり取りにおいて書面でかわしていきたいという場合に使用します。

そのため、注意すべく点は、相手側も書面でやり取りをするということに同意してもらわないと何も始まらないという点です。

また、書面は、一方的なことを告げることも可能なので、「失礼ながら書面にて」は相手の一方的な意見や行動を記して相手が実際に行動を起こすことでもあります。


「失礼ながら書面にて」を使った例文

・『失礼ながら書面にてご説明をさせていただきます』
・『失礼ながら書面にて契約を解除する意向をお伝えします』

「失礼ながら書面にて」の返答や返信例

「失礼ながら書面にて」についての返事は、書面の内容次第であると言えます。

たとえば、書面の内容が、契約解除を申し出るという書面である場合、契約解除を許すか許さないかという問題になり、契約解除を許す側の落ち度で契約を解除となる場合を除いて相手側が一方的に契約を解除するのは不当なので、許さないという方針で返事を示すことが可能です。

他には、書面でしか説明ができず、なぜ皆の前で口頭による説明ができないのかといううこと「失礼ながら書面にて」という文章から感じ取った場合、抗議という形で相手に連絡して、書面でしか回答できないという答えを聞き出すというのもこのワードに対する返事になります。

まとめ

「失礼ながら書面にて」というワードは、ビジネスにおいては相手の要望のみが強く出ており相手側が書面でしかやり取りしたくないという意思表示です。

よって、言いにくいことを書面という形で上げて自分たちの思うことややり通したいことを通そうとするのがこのワードになり、契約の解除などがまさに、言いにくいことを書面でやり取りして契約を打ち切ろうということになります。

ただ、このワード、いい意味では、内緒で契約なりを遂行するということでもあるので、あながち悪い方向ばかりに考えるのも間違いで、いい意味では、内密に秘密裏にビジネスを進めてお互いが極秘裏で収益を上げることが可能な密約を結ぶというのも書面でのやり取りになるため、必ずしも「失礼ながら書面にて」というワードは、悪いことばかりではないということになります。